2014.11.08  のんびりサーフエギング


Report by  T-Ya


好条件にたまらず・・

 ここのところ磯めぐりでエギングの好釣が続いたので、この週末は休もうと思っていたのだが、つい天候などをチェックすると波・風ともに弱く、しかも満月と来ている。秋イカ盛期の週末にこんな好条件が重なることはめったにないので、仕方なく?またエギングに行くことにした。但し昼過ぎに用事があったので、釣りをする時間は日没後から。和歌山のサーフに向かった。

のんびりできました

 着いてみると珍しく釣り人が多く、電気ウキが並んでいる。空いている場所に入って釣り開始。30分ほど全くアタリが無かったので悪い予感がしたが、持っていくアタリが出て200gぐらいのアオリイカをキャッチ。その後はだいぶ経ってから500g。その次は小さなコウイカ。しかし連発というほどは釣れない。

 のんびりとしゃくっていると、背後に2人連れの釣り人が来たので話し掛けてくるのかと思ったら、何とその場で釣りの準備を始めた。広いサーフで他にいくらでも場所はあるのにと思ったが、「ちょっと地形が変わったな〜」とか話しているので、おそらく常連さんのマイポイントなのだろう。「アジですか?ここでやるんですか?」と聞いてみたら「そうや〜、すまんな〜」と。そこまで堂々と言われるとむしろ感心してしまったので、気持ち良く譲ることに。こちらは身軽なので別の空いている場所に移動するだけだ。

 その後は大小2杯をキャッチ。大きい方は700gあって良く引いた。釣果はあったがポツポツという感じで、好条件の割には微妙な感じだったが、いい時間になったので終了した。

 駐車場に戻ると4人組の若者に話し掛けられた。アジ狙いだったが全く釣れず、群れが抜けてしまったようで残念がっていた。他の釣り人も全滅とのこと。こちらはイカが5杯だと言うと、え〜っスゴイ、こんな所で釣れるの、見せて見せて、わーデカイという感じでずいぶん驚かれてしまった。その後はイカ釣りについて色々と話した後、お礼の言葉を残して去って行った。こちらは今一つ冴えない釣果だと思っていたが、考えてみると3時間余りで5杯釣れれば好釣果と言えるだろう。このところ調子が良かったので天狗になっていたのかも知れない。初めて700g級を釣った時は大興奮したものだ。ビギナーの頃の驚きや感動を思い出させて貰ったことに感謝しつつ帰路に着いた。