貧果続きにもめげず
4月に2回、日本海側へ小アジ釣りに行ったが、一回は2匹、もう一回はゼロという、遠征してまでの小アジ釣りには痛すぎる貧果だった。それでもう日本海側は当分諦めて最近豆アジが釣れ始めた和歌山方面へ行くことを検討。しかし豆サイズのアジングはなかなか難易度が高い。しかも釣行日の夜は雨の予報と、モチベーションが今一つ上がらない。
ところが最新情報をチェックしてみると日本海側で小アジがサビキでそこそこ釣れているようだ。サイズは豆アジよりは少し大きめ。しかも天候も問題なさそう。仕方なく、あくまでもやむを得ない措置ということで諦めたはずの日本海側にまた行くことにした。我ながら懲りないヤツと思いつつ(笑)。
明るいうちから
日没の一時間ほど前に釣り場に到着。情報通りサビキで小アジが上がっているが、たまに釣れる程度で数は少ないようだ。暗くなるまで周辺をぶらぶらして時間をつぶし、準備をして日没前に第一投。するとひったくる様なアタリが出てあっさり小アジをゲット。明るいうちから釣れるのならもっと早く始めれば良かったと後悔。キャストを続けるとアタリが頻発し、バラシも多いがポンポンと5匹ほど釣ることができた。
試行錯誤しつつ
しかし良い時間は続かず、アタリがストップ。ここから苦手な試行錯誤が始まる。ジグヘッドの重さやワームの種類を変えてみると、軽いジグと短いワームに反応が良いようだ。しかしどうもバラシが多い。そこでフォール時にPEラインのテンションを張らず緩めず調節しながらロッドをゆっくり下げると掛かりが良くなった。緩めすぎるとアワセが遅くなり小さいルアーなので飲み込まれてしまう。
そんな感じで何とか続けていたが、横風が吹き始めてPEラインでは難しくなってきた。そこで今回新調したフロロカーボンに変更したが、以前使っていたものよりも伸びが大きい感じでアタリが取り難い。それでも掛かりは良くなってバラシも激減。
その後は風を避けるために別の常夜灯に移動したり、PEラインに戻したりしながら数を伸ばしていった。本当はルアーも替えず移動もせずにずっと同じ釣り方で釣れ続けるというズボラな釣りが好きなのだが、たまにはこういう釣りも良いものだと思える釣行だった。