2015.10.10  エギング始めるも


Report by  T-Ya


不調の予感

 エギングのシーズンが到来。釣具屋の情報などを見ていると、今年の南紀は何となく例年に比べ成長が遅く、数も少ないような気がする。確認のために南紀へ出撃。念のためメッキ用のタックルも持って(汗)。

 朝一は河口でメッキのチェック。小さいロウニンが一つ。大きく移動して穴場の磯へ。波風弱く、絶好のコンディションだ。シャローのサイトで今シーズンの初イカを無事にキャッチすることが出来た。しかしサイズが小さいうえに後が続かない。

 次は水深のある磯。入れ替わりに先行者が帰るところだったので、叩かれた感じ。何とか2杯釣り上げたが、やっぱり小さい。その次に入った小磯も小型が一つ。嫌な予感が当たってしまった。よってイカの写真は無し(泣)。

悲しい出来事

 パッとしない釣果で苦戦中、岩の上でエギを交換している時に手が滑ってエギ満載のケースを落としてしまった。ケースは足元の岩にあたって蓋が開き、十数個のエギが花火のように飛び散って文字通りのフリーフォールで海底へ。呆然と見送るしかなかった。まあ消耗品なのでまた買えばよいのだが、未使用の新品や旧モデルのお気に入りが海の藻屑になってしまったのは何とも切ない(涙)。

 最近磯やテトラで足元がふらついてヒヤッとすることがあるので、そういう場所では細心の注意を払うようにと、釣りの神様のお告げでエギが身代わりに落水してくれたと思うことにした。

嬉しいサプライズ

 手持ちの全てのエギを失くしたのでエギングは強制終了。仕方なくメッキ狙いに。日中でも期待できそうな磯に隣接するサーフへ向かう。しかし反応はない。サーフを移動しながらキャストを続け、そういえば一か月前にこの辺でメンドリ(オジサンの仲間)が釣れたな〜と思っていると、ゴツンッとヒット。まさかまたメンドリということはないだろうと、メッキのつもりでファイトするが、殆ど横に走らないのでメッキとは違う感じがしてきた。寄せてくると赤い魚体が。この時点ではまだハタかガシラだと思っていたが、上げてみると立派なヒゲが。自分でも驚く同じ場所で2度目のメンドリだった。釣り方はもちろんミノーの高速トウィッチ(笑)。やはりメンドリは立派なフィッシュイーターだった?

夕間詰めはメッキ

 日没前に大きく移動してメッキポイントへ。雨が降り出したのでカッパでキャスト。すぐにヒットし、暗くなるにつれてアタリも増えてサイズもアップ。良型メッキのプチ爆を楽しんで一日の釣りを締めくくった。