つける薬なし
4月に四国南西部に行った時は無事に春メッキを確認できたものの、痩せていて引きも弱かった。おそらく水温がまだ低かったのだろう。5月に入ってから南紀ではパワフルなメッキを確認できたので、四国でも元気になったメッキを釣りたくて、また日帰りで行くことにした。
釣行の4日前、会社の帰りに階段を踏み外して足首を激しくひねり、検査結果は剥離骨折(泣)。これで1ヶ月は釣り不能と諦めかけたものの、骨折の部位は歩くのには関係ない場所らしく、ギプスも不要。最初は松葉杖を使っていたが、釣行前日には痛みも殆ど無くなり杖が無くてもゆっくりとなら歩けるように。で、予定通りに釣りに行くことにした。でもテトラでのエギングは諦めることに(笑)。テーピングで足首をしっかり固定し出発。
朝にキャッチ
日の出時刻がだいぶ早くなっているので、冬に来た時と違って到着した時には完全に明るくなっている。広い河口を軽くチェック。しかし反応なし。次に古老の港へ。前回は朝に釣ることは出来なかったが、今回はギンガメを1匹キャッチ。引きは十分に強く、前回よりもはるかにパワフル。越冬して生き延びたメッキが水温の上昇で完全復活していることを確認できた。
日中は色々
その後はランガンしてシオでも釣れればと思っていたが、シオの姿は見当たらない。代わりにチビカマスが多数チェイスしてくる。でも小さすぎてバラシも多数。小サバも居るかと思ったが、意外や不在。
護岸から狙える根魚のポイントでは、良型のガシラやオオモンハタがヒットして重い引きを楽しむことが出来た。
久しぶりのロウニン
その後も場所を変えて根魚を狙っていると、メッキがヒット。2月以来、久しぶりにお目にかかるロウニンアジだ。それにしても体高があるせいか引きも強烈。何度も突っ込みを見せて痛快だ。その後同じ場所でポツポツと同サイズのロウニンをキャッチ。どうもここはメッキの付き場らしい。夕間詰めは古老の港へ行く予定だったが、ここで日没まで粘ることにする。しかし期待に反して夕間詰めは終了直前に1匹釣れただけだった。どうやらここは日中の溜まり場で、夕間詰めにはどこか別の場所にいってしまうようだ。
南国メッキ、秋の盛期と同様のパワフルなファイトを見せてくれた。今後がますます楽しみだ。足の方は護岸の段差の上り下りで少し難儀したが、何とかクリア。たまに間違えて骨折している方の足から先に降りて痛い思いをしたが、無事に悪化せずに帰り着くことができた。来週末は安静にしていよう(笑)。