2016.08.20  激流ライトエギング


Report by  T-Ya


近場でケンサキが

 この夏は近郊の瀬戸内海で、陸っぱりで太刀魚とケンサキイカが良く釣れており、釣具屋のホームページを賑わせている。ただし釣り人がものすごく多いので、羨ましいとは思いつつも敬遠していた。最近までメッキ狙いで遠征ばかりしていたが、それもひと段落したので混雑覚悟でケンサキイカを狙ってみることにした。

 夕食後に出発。釣具屋の情報で一番釣果が上がっている海峡近くの場所にあえて突入。何とか釣り座を確保するが、いつも人の少ない場所で釣りをしている自分にはありえないほど隣りとの間隔が狭い。小さなエギをキャストしてみると、予想以上に潮の流れが強烈であっという間に右に流されてしまう。そしてお祭り。これは苦戦するな〜とテンションが下がる。

小さいが何とか

 一応激流対策で持ってきたダウンショット仕掛けに付け替え、キャスト再開。するとすぐにアタリがあった。しかし残念ながらゲソカット。それでも一気にヤル気が出てきて集中。周囲もポツポツ釣れている。そしてついにヒット。殆ど引かずに重いだけだが嬉しい1杯目をキャッチ。サイズはホタルイカサイズ(汗)。またしばらくして少しサイズアップした2杯目が。厳しいながらも釣果があってホッとする。

 その後はアタリはあるものの乗らない時間が続く。周囲ではぽつぽつとヒットしている。仕掛けはエギ+スッテの2連仕掛けを使っている人が多いようだ。

流れが緩めば・・・

 流れが強いので両隣に気を使いながらの釣りを続けていたが、急に流れが緩んでエギがまっすぐ戻ってくるようになり、着底も分かるようになった。そこでダウンショットをやめてエギ単独に変更。じっくり狙えるようになり、集中しているとかすかに重くなるアタリが。合わせてみると久しぶりのヒット。やっと本来のエギングらしい釣りができて気持ち良い。同じように狙ってすぐに2杯を追加。何とか5杯釣ることが出来、日付けが変わる前に終了した。

 周囲の人は激流の中でも釣れるように色々と仕掛けを工夫しているようだ。思い付きでパッと行っても簡単には釣れないことが良く分かった。人が少なければまた行ってみたいが、平日でも変わらぬ混雑らしいので・・・。