2017.06.10  アジ4目


Report by  T-Ya


梅雨入り

 まだまだメッキが狙える時期なので、今回も南紀へ釣行。日の出の時刻が早くなっていて、着いた時にはすっかり日が高くなっていた。3日前に雨が降ったが濁りは問題ないようだ。さっそく大きめのペンシルをキャストしてトップを引いてみる。すると丁度よそ見をしているときにバシャっと出たような?

 シマッタと思ったが、そのまま引き続けると無事にヒット。30cmちょっとのギンガメアジだ。一投目で出たので今日は好調だと思ったが、その後はアタリ無し。もっと早起きしないといけないようだ。

 あきらめずにジグで探っていると、ゴツンとヒット。始めはかなり走られたが、やがて引かなくなって重いだけに。ボラのような細長い魚体が見えたのですっかりボラだと思い込んでいたが、上げてみると70cmオーバーの巨ダツ(オキザヨリ?)だった。その後釣れなくなったのでこの時は特に気にもしなかったが、あとでコイツに悩まされることに・・・。

夏の使者、色々

 日中は小アジが釣れているという漁港に行ってみたが、サビキでも釣れていないので今日は不在のようだ。代わりにエンピツカマスがポツポツ。海中もすっかり初夏の様相。次に別の大きな漁港に移動してジグをキャスト。

 しばらくやっても反応が無いので居ないかな〜と思ったが、やっとヒット。狙ったのはシオだ。仲間もワラワラと付いてきたが、続けてキャストしても反応なし。なかなか難しい。その後良型のメアジもゲット。ブリブリに太っていて旨そうだ(笑)。

虚脱感・・・

 日が傾いてきたので、再度メッキ狙いのポイントへ戻る。トップで狙うとチェイスがあってヒット。メッキではなくてシオだった。続けてみるとジャバジャバッとド派手なチェイス。しかしなかなか掛からない。そしてやっとヒット、と思ったら軽くなった。リーダーが切れている。

 変だなと思いつつ結び直してまたキャストすると、相変わらず激しくチェイスしてくる。沢山いるようだ。そしてヒット。なかなかの引きで、良型の予感。ところが大きく首振りするのが伝わってきてフックアウト。

 回収してみるとリーダーがザラザラに。どうもチェイスの主は巨ダツだったようだ。これはいかんと違う方向にキャストしてみるが、どこも巨ダツに占拠されてる。プラグをいくつか取られてしまった(泣)。

シオ好調

 その後、以前メッキ合宿で御一緒したお二人と再会。並んで釣りを開始するが、皆でダツに翻弄される。シオはいるはずなので我慢して探っていると、やがてダツのアタリが減ってきた。そして代わってシオがヒット。まずまずの良型で嬉しい一匹。メッキも釣りたかったがその後もシオがポツポツとヒットして楽しめた。

 最後は久しぶりにお目にかかるツバスもゲットして終了。メッキはこの時期は数が少ないので一匹釣れただけでも上等。代わりに多彩な魚が顔を見せてくれて楽しい一日だった。