2017.10.08  秋の小アジ釣り


Report by  T-Ya


いろいろ好調

 この秋、関西ではタチウオが大量に接岸していて、釣具屋のホームページは連日好釣果に沸いている。但し人出も物凄いようだ。以前は私も長時間の場所取りをして釣行したものだが、最近は人混みは敬遠している。その他にアオリイカも絶好調のようで、先月は短時間の調査でもそこそこ釣れたので今後も期待が持てる。ただ現在は諸々の事情によりアオリイカ釣りを自粛中。またメッキの方は9月で(私の)今シーズンは終了してしまったので、来シーズンまでお預け。と言っても2か月後には来シーズンが開幕する予定だが(汗)。

 というわけで、今ひとつ好調なのかどうか分からないが小アジ釣りに行くことにした。釣果情報は多いが、やはり好ポイントは人も多いようなので、人の少ない場所で何とか釣りたいところ。お気に入りの日本海は最近不調なので、淡路島へ行くことにした。

釣り場難民

 海沿いの道を走ると、目に入る堤防はどこも釣り人が多めで嫌な予感。予定していた最初のポイントは漁協前の護岸だが、数組が陣取っている。次は小さな船溜まり。普段は人気のない場所だが、この日は一杯。連休の好天なので覚悟はしていたが、予想以上に釣り人が多いようだ。3カ所目の候補はかなり広い港なので大丈夫だろうとは思ったが、到着してみると入るつもりだった内堤防はなぜか超満員。これは困ったと思ったが、他の堤防はそうでもないようだ。そして幸運なことに外堤防の先端には誰もいなかったので、慌てて準備して場所を確保することができた。

ああ幸せ

 既に日が暮れており、すぐに釣り開始。常夜灯の明かりがしっかり効いている。風もなく、緩やかに潮が流れていて絶好の条件。あとはアジがいるかどうかだ。すると数投でヒット。アジはいるようだ。そしてその後は殆ど入れ食い。アタリが出るたびに脳汁が出るのが分かる(笑)。

 今回はアーマードF+Proの0.06号を初めて巻いてみたが、非常に使いやすかった。特に飛距離は普通のPEよりもかなり伸びるのを実感。軽量ジグヘッドを軽くキャストするだけで、まだ着水しないの?と思うぐらいスルスルッと飛んでいく。感度良し、ライントラブルも無く、良いことづくめのようだ。耐久性の確認はこれからだが、150mもあれば小アジ釣りではかなり長期間使えるだろう。あえて難点を挙げるとすれば、細過ぎて夜にラインシステムを組むのが辛そうなこと。それは欠点では無く私自身の問題だが。幸いこの夜はラインを結び直すこともなかったので、新ラインで快適な釣りを楽しむことができた。

 そんなわけで釣りやすい状況の上にアジも沢山いて、同じ場所でルアーを変えることもなく延々と釣れてくれた。珍しく予定より早めに終了することにした。こんな釣りをしていてはなかなかアジングの腕は上達しないだろう(笑)。