2018.01.07  小アジを求めて


Report by  T-Ya


初釣りは・・・

 昨年の釣り納めはメッキをたくさん釣ったので、新年の初釣りはアオリイカか小アジを狙ってみようと思っていた。しかし水温が低いせいでアオリイカは絶不調の模様。なのでサビキで釣れている南紀のとある地域へ小アジを狙いに行った。ところが小アジの数が少ないようで、アタリなし。初釣りはガシラ一匹という残念な結果だった。

 このままでは終われないということで、日を改めて南紀へ釣行。前回よりもかなり遠い場所だが、小アジが良く釣れているらしい。

 明るいうちに到着して周囲の様子を見ると、アジ狙いと思われる餌釣りの人があちこちに見える。しかし殆ど釣れていない。少し不安になるが、海中をのぞきながらぶらぶらしていると小アジらしき魚がたくさん居るのが見えた。早速ルアーを投入してみるが、完全無視。アジではないのか?

 すると同じく小アジ狙いのルアーマンが現れて、近くでキャスト開始。しばらくして話を聞いてみると、やはり小アジらしき魚は見えるが釣れないらしい。続いて今度は地元のサビキのおばちゃんが登場し、すぐ横で釣り開始。あっという間に釣り上げたのは紛れもなく小アジだった。居ることは分かったが、明るいうちにルアーで釣るのは難しいようだ。仕方なく時間をつぶして暗くなるのを待つことにした。

う〜ん幸せ

 暗くなって釣り再開。流れのある場所、常夜灯の下に小アジが見えるが、それを狙っても反応しない。少し沖目にキャストして深いところを探るとヒット。やっと待望の小アジが釣れた。しかしポツ・・・ポツ、という感じで続けて釣れない。そこで少し歩いて港内の別の場所の様子を見ることに。

 港奥の流れのない浅場を打っていくと、少し暗い常夜灯の下で群れを発見。活性が高いようで連発だ。しばらく釣り続けると群れが居なくなってしまうが、遠くには行かないようで、また常夜灯の下に戻ってきたところを狙うと連発。う〜んこれは楽しい。ただ不思議なことに、活性が高い割にはアタリが殆ど出ずにいつの間にか喰っていることが多かった。まあそれでもやっと満足のいく小アジの数釣りを楽しむことがができた。厳しいシーズンだが、近場で難しい釣りをするより、遠くても楽しい釣りをしたいので、しばらくは出費がかさみそうだ。