2018.09.23  秋の小アジ釣り


Report by  T-Ya


ポンコツアングラー

 例年メッキ釣りは9月いっぱいやって10月からはアオリイカを狙うことが多いのだが、今年はメッキが不調。開幕前は楽しみにしていたのに、いざが少ないと分かるとランガンする気力が湧かず、まだ9月だがメッキは諦めて他に釣れそうな獲物に浮気することにした。

 関西では現在も台風被害で釣りができなくなった場所がたくさんあるが、幸いにして小アジの他、小型ながら太刀魚、サバ、サゴシなどが例年にない多さで釣り物には事欠かない。おかげで釣り場は昼夜問わずどこも満員だ。人混みが苦手な私はのんびり釣りができる場所を求めて右往左往することになる。アオリイカを狙ってもよいのだがまだ少し小さいので、アジングで小アジを狙うことに。

マル秘ポイント復活

 前週、南紀の釣り場を何か所かチェックして、人が少なくて小アジが良く釣れるという都合の良い場所を確認済み。今週は最初からそこへ直行することに。5年以上前に良く通った場所だが、ここ数年は常夜灯がなくなってあまり釣れないイメージがあった。ところが今年は新しく照明がついたのでまた釣り易くなっている。足場の良い護岸だが浅いせいか釣り人が全くいないのもありがたい。

 風がなく絶好のアジング日和。日没後、キャスト開始。そして1投目から早速ヒット、ヨシヨシ一安心。その後忘れた頃にヒットという感じで、もう少しアタリが多いと嬉しいのだが。それで場所を横に移動するとアタリが増えてよい感じ。コツンとくるアタリやモゾッとくるアタリなど、アタリを捉えるアジングを堪能。

入れ喰いで終了

 そうこうするうち月が高くなって潮もかなり引いたのでそろそろ終了、のつもりだったが少し物足りないのでまた横移動して探ってみると、アタリの多い場所を発見。ジグヘッドを少し重くして遠投すると好反応。一投で何度も当たってくるような入れ喰いになった。ここで一気に数を伸ばすことに成功。大満足で終了となった。

 元々は冬場に良く釣れる場所なので、今後水温が下がってアジが集結してくれると、釣れ過ぎて嬉しい悲鳴を上げることになりそうだ。