嵐の前に
運動不足解消の為に23年ぶりに再開した某マイナースポーツにはまってしまい、釣りの方がおろそかになっていたが、待ちに待ったメッキのシーズンが始まったので例年通りに8月の釣行。
2015年に好況に沸いた南紀メッキだが、その年が例年の5倍ぐらい釣れたように感じたので続く5年は不調になると勝手に予想していた。実際のところは黒潮大蛇行の影響が大きいのだろうが、確かに去年までの3年はイマイチの釣果だった。今年もダメかなと思っていたが、エサ屋の情報では今年は多いらしい。それが本当ならば嬉しい限り。ただ台風が直撃しそうなので休みの初日に慌てて出発することに。
本当に良いのか?
早朝に到着したのは久しぶりの河口。少し濁りがあるが問題なし。水面を狙っているとバシャッと出たので再度同じところに投げるとヒット。グイングイン引くのでいきなり良型メッキが来たと思ったが、30cm程のキビレだった。その後しばらくやるも、メッキのチェイスが一回あっただけでノーヒット。実績のある場所なのに何となく不調の年と変わらないような感じ。続いて漁港を2か所チェックしてみるが姿も見えず。う〜ん、エサ屋の情報は話半分で聞くべきだったか?
続いて訪れたのは別の河口。近年地形が変わって釣りにくくなっていたのでスルーしようか迷っていたが、そこが運命の分かれ道。時間もあるので調査のつもりで入ったのが大正解だった。一投目からギンガメアジをキャッチ。群れが追ってきたのが見えたが数が少なかったので続かないかと思いきや、次々とヒット。小さいながらも入れ喰いに。広く探ると小さい群れがあちこちにいて、どこに投げてもヒットする。一時間ほどで20匹以上キャッチできた。う〜ん、エサ屋の情報は本当だった(汗)。
良かった!
その後は南下しながらあちこち探った結果、良い場所・悪い場所と色々だった。漁港のスロープ周りはまずまず姿が見えた。川も居れば数は多い感じ。全く見られない場所もあったが総体的にみて数は多めと言えるだろう。ここ数年は、「今後に期待」という言葉で結局期待外れに終わることが多かったが、今年は間違いなさそうだ。
この日の釣行は川では濁り、サーフは大波のためにチェックできない場所が多かったにもかかわらず、3か所で2桁釣果、終わってみれば50匹以上釣れて大満足。台風通過後は濁りとゴミでしばらくは厳しそうだが、次の釣行が楽しみだ。