2020.03.07  高活性!早春南国エバ


Report by  T-Ya


冷え込みも何のその

 隔週での四国南西部へのエバ狙い。前回まではいつシーズン終了になるのかと不安混じりの 釣行だったが、とにかく数が多くて絶好調だったので、3月も問題なく釣れるだろうという気持ちに変わった。雨の予報だが気にせず出発した。

 3月ともなれば春の足音が聞こえても良さそうなものだが、最初のポイントに到着してみると真冬のような冷え込み。今年の釣行では一番寒く感じる。早速キャストするがアタリなし。しかししばらくすると横の方でバシャバシャとボイル発生。そちらへキャストするとギンガメがヒット。群れが回ってきたようだ。群れに当たればアタリも多くガツガツとヒットが続く。バラシても、チェイスしてきた他の魚が目の前でルアーの奪い合いを演じてくれる。しかし前回ほど数は多くないようで、一時間ぐらい経ったところで全く釣れなくなった。これはこれで止め時がはっきりするので有り難い(笑)。

 次は鉄板の漁港。前回は数が少なかったが今回はまずまず。港の内側は群れが見えるのでル アーを投げ込むとモミクチャに。セイゴも混じって好釣。しかし群れから外れたところだとサッパリ。ピンポイント狙いが必要だ。堤防の先端に移動して遠投すると、良型が良い引きを楽しませてくれる。この場所もまだ当分大丈夫なようだ。





漁港ランガン


 この後は前回良かった漁港や実績の無い漁港をランガンしていく。最初の小さな漁港2か所はノーヒット。続いて係留船の多い漁港。オニヒラアジの群れを見つけて2匹ヒットしたが、後が続かず。大きな群れではないようだ。

 前回良かった漁港へ。今回も漁港の真ん中の深みに高活性の群れがいて、遠投で狙うと入れ食いに。サイズも良くルアーをガッツリ。強烈な引きにしびれる。数釣りを堪能したがアタリが遠のいたので次へ。

 初めて訪れる小ツブな漁港。さすがに居ないかなと思ったが、ギンガメが2匹ヒット。狙い通りに釣れると嬉しい。だが次の小さな漁港ではノーヒット。前回来た時はは2匹釣れたのだが。まあ小場所ではこんな感じだろう。

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 前回爆発した釣り堀カスミ荘へ。2週間経てば消えても不思議では無いが、ちょっとぐらい残
っているんじゃないかという期待も。そうでないとそもそも狙わないが(笑)。しかし足元に前回のようなベイトは見えない。まずスロープの先を狙うとガツンとヒット。カスミのアタリのように感じたがバラシてしまった。再度狙うとまたヒット。やはりカスミアジ。有り難いことにまだ残っているようだ。時折ボイルも発生している。移動してボイルのあった周辺を狙うと連続ヒット。カスミのアタリは強烈で、何ともたまらない。ただ冬の厳しい環境のためか、ヒレが傷んでいる個体が多かった。群れも少し小規模になったようで、しばらくするとアタリが減った。

 港外のサーフでボイルが見えたので、そちらへ移動。移動している間に群れは沈んでしまったようだが、あちこち探るとカスミアジを2匹キャッチすることが出来た。この時期にサーフで釣れるのは好調なシーズンならではだろう。

 最後は湾奥の河口。ロウニンアジが溜まっているようで激しくチェイス。良型混じりで数匹釣ったところで終了した。

 今回もなかなかの大漁だった。11か所周って8か所でヒット。夏から秋の数釣りシーズンと同じぐらい沢山釣れて、サイズはその時期よりもずっと良くなっているので狙わずには居られな い。海中ではまだ水温が低い時期が続くのでいつまで釣れ続けるか分からないが、当分通うこ とになりそうだ。