アタリ年
今シーズンは近郊のヒイカが好調のようだ。2桁は当たり前、うまい人は3桁釣るらしい。そんなわけで11月に釣行したが、5杯とイマイチな結果だった。今度は何とか2桁を目指して再チャレンジへ。
骨折の影響で左腕が上がらなくなっていたが、診察で五十肩の症状に移行していると言われた。肩に衝撃を与えたことがきっかけで発症することもあるらしいので、多分そうなのだろう。去年は右の五十肩になったが、完治まで半年以上かかった。今度は左肩のリハビリを続けながらだましだましの釣行をするしかない。まあヒイカのようなスーパーライトな釣りなら全く問題は無いが。
明るいうちから
道中が順調で、日が高いうちに漁港に着いてしまった。まだ釣り人はおらず、漁協の常夜灯前の護岸も空いている。ただ暗くなると激混みになるのでそこは遠慮して、常夜灯の無い端っこの護岸で釣りを始めた。まだ明るいので極小エギの動きを確かめてみる。すると1.5号であれば見慣れたエギの動きをするのだが、一回りに小さい1.3号だとテンションフォール時に尻下がりになってしまう。多分シンカーが小さい割にカンナが上のサイズと同じなのでバランスが悪いのだろう。
そんなことをしながらシャクリやリトリーブの感触を確かめていると、竿先がちょっと重くなった。アワセてみると、早くもヒイカが乗った。そしてしばらくするとまたもヒット。明るいうちから2杯釣れて好調の予感。
あ~渋い
暗くなっていよいよ本番の夕間詰め。しかしなかなかヒットしない。常夜灯に明かりがともったが、なぜか釣り人も来ない。だいぶ間が空いてヒイカがヒットしたが、期待とは程遠い渋さ。
完全に暗くなってからやっと常夜灯前に釣り人が来た。だがあまり釣れていないようだ。そして少しは釣れたのか、はたまた釣れないのか、程なく常夜灯前の釣り人は帰ってしまった。元々は人混みを敬遠して常夜灯前を避けたのに、護岸には私一人しかいない。残念な気持ちになりながら常夜灯前に移動して続けると、ポツリポツリとヒット。だがあまりにも間隔が長い。どうもこの日のヒイカは少ないようだ。予定よりも少し早かったが終了することにした。目標に届かず7杯の釣果。
翌日、釣果情報を見ると、金曜日の雨で一気に下火になったとの書き込みがあった。本当かどうか分からないが、釣り人が少ないのはそのせいなのだろう。また復調すればリベンジしたいところだが、ヒイカのシーズンはあと少し。一方で他の釣りにも行きたいので、多分ヒイカ釣りは今回が最後になるだろう。アタリを取るのがとても楽しい釣りなので、来シーズンも好調を期待したい。