冬メッキ
釣り遠征を解禁して、約2年ぶりに南紀へ行くことにした。今年のメッキの具合はよく分からないが、だいぶ冷え込んできたので冬メッキを探して調査開始。居心地の良さそうなボトムに溜まっているメッキが日中でもで簡単に釣れるのというのが冬メッキのパターンだ。ただし冬メッキの溜まる場所は限られている。朝夕のマヅメに釣れるのは、冬メッキではなくて単なる冬のメッキだ(個人的な感想です)。
日の出とともに漁港を2か所チェックするが、いずれも反応なし。風が強くやりにくい。次は冬メッキの定番ポイント。朝マヅメの時間は終わっているが、あちこち探ると目論見通りボトムでヒット。続けて探るとポツポツ釣れる。やはりここは南紀でも随一のポイントだ。
この場所で他の釣り人に声を掛けられたので振り返ると、知り合いメッキアングラーさんだった。地元の方なので、最近の釣況などを詳しく教えてもらった。どうも今年のメッキはあまり良くないとのこと。状況が分からなかったので、とてもありがたい情報だった。また一緒にいたお二人はメッキ狙いで超遠方から来られたとのこと。熱心さに感服する。
更に別のアングラーさんからも声を掛けられ、関東の某ブロガーさんのお仲間ですか?と聞かれた。ブロガーさんが南紀に大遠征で来られていた時に会ったらしい。でもなぜ自分がそのブロガーさんの一味であることがバレていたのかは謎だ(笑)。
アングラーさん達と別れて、別のポイントを探して東へランガン。でも全く釣れない。南紀の冬メッキポイントは以前からずっと探しているが、結局数か所しか見つかっていない。しかも調子の悪い年になるとほとんどのポイントが釣れなくなり、午前中に訪れた一か所だけが唯一とも言える冬メッキの釣り場となる感じだ。とにかくこの時期に冬メッキのポイント以外では日中に釣るのは無理だ。
そうこうしていると夕マヅメの時間帯。どこに行くか迷った挙句、とある河口に行くことにした。以前は年末に良く通った場所だが、近年はあまり釣れなくなってしまったので足が遠のいていた。久しぶりに訪れると色々な思い出がよみがえってくる。伊勢海老の密漁を監視している人がやってきて釣果をチェックされたこともある。旨そうメッキやな~と言われた(笑)。そして期待の夕マヅメはなんとか1匹だけキャッチ。良くない年でも顔を見られたので、今後は期待できるのかも知れない。
アジングで釣り納め
夜はアジングを少しだけ。南紀の最近のアジの様子が分からなかったが、朝に会った知り合いから教えてもらった場所に行くことに。開始直後から豆サイズのアジがヒット。アクションを入れた直後に喰ってくる感じでアタリが取りにくかったが、ポツポツと釣れて楽しめた。これで納竿。
今年も新型コロナのせいであまり遠征に行けなかったが、感染が落ち着いてから集中的に釣行して結構満足することが出来た。来年も頑張りたいところだが、感染の再拡大の兆しが見えているのであまり期待できないのかも知れない。