イカに振られ・・・
前回の豆アジ釣行の後、月夜の週末はエギングに行ったが波が高めで撃沈。サーフの釣りは条件が合わないとなかなか難しい。
そしてまた月の無い週末が巡ってきたので、小アジ狙いで一か月前と同じ場所へ行くことにした。前回はまずまず良く釣れたので期待が出来る。また今回新たに5フィート前半のショートロッドをふるさと納税でゲットしたので、その初使用も楽しみだ。
全くアタリ無く
常夜灯のあるベストポイントは競争率が高く、途中の渋滞も気になるので早めに出発。ところが思いのほかスムーズに到着。無事に場所取りも出来たので、釣りを開始。まだ午後3時半で日も高く、期待はしていなかったが全くアタリが無い。夕方になればポツポツぐらいは釣れるかと思ったが、やはり釣れない。もしかして群れが抜けてしまったのかと不安になる。
そして暗くなってからやっと一匹ヒット。15センチぐらいの小アジだ。とりあえずアジが居ることが分かったのでホッとするが、その後はまた長い沈黙。はぐれアジが釣れただけで、やっぱり群れは居ないのかとまたまた不安に。
やっと時合い
我慢して続けていると、午後7時にコンッというアタリが来て久しぶりにヒット。その後もポツポツと釣れだして時合い到来。我慢した甲斐があって、午後8時ぐらいになると入れ食いになった。たまに豆アジが混じるがほとんどは小アジと呼べるサイズだ。新しいロッドはアタリが明確に出て好感触。それまで使っていたロッドに比べてリアグリップがかなり小さいので両手でのキャストがやりにくかったが、全長が短いことから操作がとても軽く、大好きな漁港での豆アジ小アジ釣りには良い買い物だった。
残念な先生
午後8時半になって少しアタリが減ったところで、近くで釣りをしていた人が話しかけてきた。アジングは今回が初めてらしい。あまり釣れないので、巻くスピードやジグヘッドの重さなどを教えて欲しいとの事。1g程度をゆっくり巻いているというのを聞いてやや驚いた感じだったので、あまり調べずに始めた感じ。たぶん重たいジグヘッドを使っていて釣れないのではと思ったが、「それでは釣れない」とも言えないのでどのようなリグを使っているのかはあえて聞かなかった。
丁寧な話しぶりで何とか上達したいという気持ちが感じられたので、その人に釣ってもらおうと思って釣り座の交代を提案した。ところがこれは後で考えるとやや残念な提案だった。譲った場所はベストポイントとはいえ散々叩いてアタリが減ってきた場所。一方私が入った場所は初心者さんが悶絶して釣れなかったがさほど叩かれてはいない場所。私がすぐに釣り上げたのを見て「エ～何で？」と叫んでいた。釣れないのは場所の違いではなく釣り方やリグの違いということをはっきりさせてしまった。まあそういう違いで明確に釣果に差が出ることは分かってもらえたかも知れない。だがもうちょっと色々と教えた方が良かったのかと少し後悔した。
結局この日私は40匹の釣果で、初心者さんは目標5匹と言っていた。私は先に引き上げたが、あの後無事に目標達成は出来たのだろうか。
