初釣り
今年の初釣りは何を釣ろうかと考えていたところ、エサ屋の情報で四国南東部のアオリイカが急に好調になったとのこと。ただどこでも釣れるというわけではなさそうで、ややリスクあり。初釣りとしてはもう少し安全パイを狙うべきかとも思ったが、エサ屋の情報を信じて行ってみることにした。
今シーズンのエギングは秋から5回に行って全て釣果ゼロという絶不調。南紀ではそこそこ釣れているようだが私が通う四国南東部は良くないようで、今シーズンは一杯も釣れないと諦めていた。ところがこのエサ屋の情報。何でも瀬戸内海の冷水域が沿岸沿いに南下して、アオリイカがそれに追われて暖水域との境目に固まっているらしい。その境目よりも北過ぎても南過ぎても釣れないようなのでかなりピンポイント。それでもエサ屋の情報は釣り人の釣果だけでなく定置網の漁獲に基づいているので信頼度は高そうだ。自分が良く行くサーフはそのピンポイントに近い所なので、この目で確かめたいという気持ちもあって行くことにした。初釣りなので釣れなかった時のことも考えて、アジングの道具も積み込んでおいた（汗）。
やっと釣れた
明るいうちにサーフに着いて釣り開始。波は穏やかで弱い横風が吹いている。しばらくの間は釣れなかったが、暗くなってからツンッとはじくようなアタリ。ラインが風ではらんでいたのでイカなのかどうか半信半疑だったが、合わせてみるとイカの引き。ほぼ１年ぶりにアオリイカを釣り上げることが出来た。これで何とか初釣りは成功。次のアタリは表層で掛かったようで、すぐに水面でブシューとやっている。しかしバレてしまった。回収したエギを見るとシンカーが取れて無くなっていたので、表層でヒットした理由が分かった。エギを替えて今度は着水後すぐにただタダ巻き開始。するとゴツンとヒット。先ほどより少しサイズアップ。なかなか面白い。
情報は正しかった
表層の釣りは後が続かなかったので、ボトム狙いに切り替えるとポツポツとヒット。嬉しいことに徐々にサイズアップしていく。イカのアタリを感じて思い切りフッキングするのがエギングの醍醐味だと思っているが、今回釣れたイカは殆どアタリを捉えることが出来たので気分爽快。だが楽しい時間はあっという間に過ぎてアタリも減ったので、小ぶりのイカを追加したところで終了することにした。
去年の秋には全く釣れなかった同じ場所で、今回は存分にアオリイカを釣ることが出来た。エサ屋の情報が無ければおそらく来ることは無かったので、感謝しかない。キロオーバーを含む7杯の釣果で、上々の初釣りだった。
