絶不調
釣りで狙う魚は年によってアタリ年だったりハズレ年だったりすることがある。今年、関西では太刀魚やカマスがアタリ年のようだ。一方で不調なのがアオリイカ。釣果情報などを見ているとあまり良くない感じはしていたが、2週間前に自分の目で確かめに行った結果、全く釣れなかった。秋の新子狙いではかなり残念な結果。今シーズンは全く釣れずに終わるかもと思ったが、条件の良さそうな満月の週末になると懲りずにまた釣る気満々になっていた。
幸運続き
夕方、四国南東部のサーフに到着。向かい風がやや強いが、潮は澄んでいて波も穏やか。早速キャストを始める。やがて薄暗くなって満月が顔を出すと、釣れそうな気がしてワクワク・・・。しかし期待に反してアタリなし。諦めずにシャクッていると、すっかり暗くなってから待望のアタリ？ 竿先がクッと引っ張られたが、聞いてみると重みが無い。すかさず再度シャクッて誘うと同じようなアタリ。今度は重みを感じられたのでフッキング。ドスンと乗ってグィーンとジェット噴射。ちょっと合わせが弱かったので2回ほど追い合わせ。もう一回合わせようと思ったが、いやもう大丈夫だろうと思ってやめた。そのまま寄せてきてイカの姿を見ると、触腕一本がビヨーンと伸びてカンナに掛かっている。をぉ～危ないと思いながらネットですくってキャッチ成功。もう一回合わせを入れていたら外れていただろう。今シーズン初めてのアオリイカはまずまずの良型でホッと一息。
釣りを再開してしばらくすると、次のアタリ。エギを抱いているのが感じられたのでしっかりフッキング。引きは強くないので小さそうだ。寄せてくるとやはり小型だったのでヨッコラショッと抜き上げ。釣れたイカを見るとエギをしっかり横に抱いているが、カンナが掛かっていない。イカからエギを引き剥がすのにも一苦労。君はエギが大好きなのね・・・。
その後は2杯目と同じような小型を1杯追加して終了した。1杯目と2杯目はバラシてもおかしくない状況だったが運が味方してくれた。数は多くなかったものの、出たアタリを全てキャッチ出来たのでまずまず満足。カーラジオで日本シリーズの第一戦の中継を聞きながら、気分良く帰路についた。
