2024.01.21  南国冬エバ調査

Report by  T-Ya


逆回り

 週末は1か月ぶりに四国へエバとアジを釣りに行くことにした。土曜日は用事があるので日曜日に行くしかない。ただしエバ釣りの後にアジを夜釣りで狙うと帰りが深夜になってしまい翌日がしんどい。そこでいつもとは順番を逆にし、夜明け前にアジを釣り、夕方までエバを釣ってすぐ帰れば日付が変わる前に帰宅できる。無理にアジ釣りをしなくても良いのだが、かの地の雰囲気が好きで行くだけでも満足なのだ。

 雨の中を走って四国北西部に到着。うまい具合に雨は上がって釣り開始。風もなく釣りはしやすい。来るぞ来るぞと期待しながらキャストを続けるが、一向に来ない。そのうち釣れるはず、と思っていたが、夜明け間近になっても全くアタリが無いのであきらめることにした。12月に来た時も数匹しか釣れなかったので、不調なのだろう。今シーズンの遠征アジングはこれで終了。

ランガン開始

 大きく移動して、四国南西部のポイントでエバ狙い。最初のポイントはいつも午後に来ることが多く、朝にやるのは初めて。12月はどこへ投げても釣れるぐらい数が多かったが、今回はどうだろうか。しばらくあたりが無いので奥の方へ移動すると、やっとアタリ有り。カスミアジだ。続いてオニヒラアジも釣れた。群れがいるようで、同じ方向へ投げるとポツポツとヒット。良く引いて楽しい。

 今年アジング用にフィッシュグリップを新調した。これまで魚体を挟む商品はプラスチック製が殆どだったが、これは珍しく金属製。他に金属製と言えばメゴチバサミぐらいだろうか(笑)。アジだけではなくエバにも良い感じだ。見た目は少々凶悪で(笑)、説明書にはリリースする場合は使用を推奨しないと書いてある。そもそも素材がプラスチックであっても、リリースする場合には胴体を挟むタイプは使うべきではないだろう、とは思う。

前回釣れなかった場所

 その次の場所は12月に良型のカスミアジとギンガメアジが良く釣れた場所。今回も当然釣れるつもりでいたが、始めてみると全く釣れない。港内を一通り叩いてみたがダメだった。以前は3月末まで釣れ続いたこともあったが、今シーズンは早くも終了のようだ。

その次の場所は前回釣れなかった港で、今回も釣れなかった。更にその次の場所も前回釣れなかったのでパスしようと思ったが、ハズレが続いて時間に余裕が出来たのでチェックすることに。投げはじめて数投目でガツーンとヒット。お~居るじゃん。元気なギンガメアジだ。続けて良型のギンガメアジがもう一匹。しばらくすると今度はオニヒラアジが釣れた。なかなかよく引いた。そして次はもっとよく引いたと思ったらロウニンアジだった。別種が同じ場所に集まっていたようだ。前回釣れなかったので期待していなかったが、居るかどうかは来てみないと分からないということだ。

期待の夕間詰め

 その後河口の実績場所を2か所回ったが不発。最後に予定していた場所には午後1時過ぎに到着してしまった。夕間詰めに釣ろうと思っていたがちょっと早過ぎ。しかし餌釣りの人が数人とルアーマンが一人いて場所が無くなってしまいそうだったので、その場所で粘ってみることにした。ここは朝にかなり良く釣れるポイントで、日中や夕方はそれほどでもないというイメージがある。まずはいつものようにボトムから探ってみる。しかしなかなか釣れず、やっと釣れたと思ったら極小のギンガメアジだった。その後も長い間隔でポツリポツリ。釣れても20cm程と小さめ。ところが夕方になって群れが回ってきたのか、小さいながらも連続ヒット。疲れが吹き飛んだ。そして日が西の山に隠れていよいよ夕間詰め、と思ったが期待通りにはならずポツリ、ポツリで終わった。

 好調とはいえなかったが、良型の強い引きを楽しめたことあってまずまずといったところ。次回行くとしたら2月になってしまうが、今シーズンは早めに終了しそうな気がするので悩みどころだ。