2024.08.18  灼熱ランガンエバ

Report by  T-Ya


今年も猛暑

 南海トラフ地震臨時情報が解除されたので、例年通り四国南西部へエバ釣りに行くことにした。解除はされても、いつ来てもおかしくないというのは変わらないようなので、引き続き注意して備えることが大切なようだ。一方で連日熱中症警戒アラートが発表され、日中の炎天下での釣りは身の危険を感じるほどなので、こちらも十分な対策をして出発した。

 朝一は漁港のスロープから。トップで狙うと小ぶりなギンガメアジがヒット。最初のポイントで狙い通りに釣れると気持ち良い。他にもセイゴやコトヒキが遊んでくれて楽しめた。次は国道から見える河口。雰囲気は良かったのだが豆サイズのロウニンアジが一つだけ。それと元気なダツがヒット。今回もコイツには悩まされそうだ。

海パンウェーディング

 次は浅瀬が拡がる河口域で、浸かって釣りをする。去年はなぜか巨大魚を狙うアングラーが多数いたので、せっかく海パン姿になったのに早々に退散するはめに。今年は手前で先行者がいないことを確認してから、海パンを穿いて釣り場にイン。底が泥や石だと歩きにくいが、ここは砂地が多いので快適。そろそろと進みながらキャストすると、ギンガメアジがヒット。落とさないようにネットですくう。ひんやりして気持ち良いうえに、魚も釣れて大満足。その後もロウニン・オニヒラをキャッチ。たくさん釣れる場所ではないが、この気持ち良さだけでもここに来る意味があると思ってしまう。

河口めぐり

 次の河口は泥底の浅瀬。生命感はあるがエバは一つだけ。代わりにコトヒキ3つとバラクーダ3つ、更にクサフグ多数。アタリが多く面白かった。その次のポイントは例年一番数が釣れる河口。但しサイズは小さい。期待してキャストするとすぐにヒット。その後もポツポツヒットしてエバ3種混じりで2桁の釣果。サイズも最大20cm程で、例年よりも大きいのが多いと感じた。ついでにダツも良く釣れて悩まされた(泣)。

 そしてその次の河口も良く釣れるポイント。去年も小型だが大群がいて楽しめたが今年はどうだろうか。あちこちキャストしてもあたらず居ないのかと思ったが、ちょっと深めのところを狙うと突然ワラワラッと群れが湧いてきてヒット。まずまずのギンガメアジ。活性が高くてしばらく同じルアーで連続ヒット。アタリが無くなったら別の深みを探るとまたワラワラッ(笑)。ルアーがもみくちゃになりこの時期らしい楽しい釣り。しかもサイズがちょっとましなので引きもなかなか強かった。

 その後は日没前に巨エバ狙いで湾奥の河口に行ったが、普通サイズのギンガメが1つで終了した。暑さは厳しかったが、訪れたポイントではほぼ姿を見ることが出来た。今シーズンはアタリ年というほどではないが、十分楽しめるぐらい釣れたので例年並みかそれ以上かな、と感じた釣行だった。