好調のはずが
この秋、小アジは各地で好調に釣れているようだ。そこで前週に日本海へアジングをしに行ったのだが、全く釣れなかった。昔は良く釣れた場所だが、昨年も貧果だったのでどうも魚影が薄くなった気がする。それで今度は南下して実績抜群の場所に行くことにした。漁港の入り口となる堤防の先端で、常夜灯まである鉄板ポイント。過去2年も良く釣れたので心配なし(笑)。日没から開始できるように車を走らせた。
まずまず
予定通り日没時に漁港に到着。堤防先端は空いていた。内堤防では親子連れが3組ほどサビキをしているようだ。近くでイベントでもやっているのか、なにやらマイクの歌声が聞こえてくる。明るい内は釣れなかったが、暗くなってくるとアタリが出始めて無事に小アジをゲット。その後は時合いで入れ食いとなっていい感じ。この場所は流れが複雑で以前からアタリが取りにくいと思っていたが、今回アタリが取れたのは半分ぐらいだろうか。何とかテンションを保ってあれやこれやと楽しんだ。そうこうするうちにアタリが減って、レンジを変えながらポツポツとアタリを拾う感じになってきた。
突然の爆音
イベントが終わったのか、港の外の道路をぞろぞろと人が帰っていくのが見えた。と思ったら続々と港に入ってきて内堤防にまでやってきた。親子に話しかけて釣りを見学しているようだ。それにしても異常な人数。こちらの堤防の先端まで来る人はいなかったが、そんなに釣りを見に来る人がいるのだろうかと不思議な気持ち。すると一気に謎が解けた。パンパンパンと開始の合図のあと、ヒュ~ドドーン!と港外で花火が炸裂。イベントの一環である打ち上げ花火が始まったのだ。釣りを見に来たのではなく花火を見に来た人々だったのだ。なかなか見事な花火で、時折特大のが打ちあがり歓声が上がる。特等席で花火を見ながら釣りを続けたが。胸にズシンと響く大きな音で、こりゃ~釣れなくなるなと思ったが案の定アタリなし。花火を最後まで見届けて満足したので釣りも終了することにした。小アジは多くは無いが狙い通りにまずまず釣ることが出来た。更に思いがけず晩秋のイベントまで楽しんだ釣行だった。