東へ遠征
昨年秋まで好調だと思っていたアジは、冬になってめっきり数が減ってしまった。最近は中アジが一部地域で釣れているものの、なぜか小アジが見つからない。強い冷え込みで水温が下がったので2月は少しでも水温が高い南紀へ、小アジ狙いで2回釣行したのだが、かすりもしなかった(泣)。この冬はもう難しいかと思っていたが、紀伊半島の東側(紀東)で小アジを釣っているのをTV番組で見てまた行きたくなってきた(笑)。
紀東は自分の家からかなり遠いイメージだったが、調べてみたら距離的には南紀の最南端あたりよりも近いことが分かった。それならということでダメもとで行ってみることに。月夜で長潮とあまり条件は良くないが気にしない。風が強い予報なので風裏になる漁港を3カ所ピックアップした。
最初はバラシ
午後、紀伊半島の根元を横切るように東へ。フルに高速道を使うとやや遠回りになるので、奈良から三重へは一般道を利用。何度か道を間違えつつ、頂きに雪を被った山を見ながら山岳路をひた走って東海岸へ到着。こちら方面に釣りに来るのは8年ぶりで、とても懐かしい。最初は大きめの漁港。風よけになりそうな漁協前の護岸には誰もおらず、少し離れたところに餌釣りの人が何人かいたので話を聞くと、アジ狙いとのこと。
2月に来た時は夕方5時になると釣れ始めたとのことだったが、まだ釣れないらしい。横に入らせてもらってアジングを開始。午後6時を過ぎると背後に常夜灯が点灯。漁協前は暗かったので、釣り人がこちらにいたのは常夜灯が理由だった。
暗くなってしばらくするとアタリがあったが乗らず。更にしばらくするとまたアタリがあって今度は乗った、と思ったら水面でバラシてしまった(泣)。白い魚体が見えたので小アジのようだ。居ることは分かったが、餌釣りの方は釣れていないようだ。
そして午後7時ごろになると餌釣りの人は皆帰ってしまった。釣れないのであきらめたのだろう。そういえば前に釣れたのは2月と言っていたが、TV番組の収録もおそらく2月だろうから、3月となった今ではもう去ってしまったのか?と疑心暗鬼になってきた。それでも1匹は姿が見えたのだからここで粘って続けるか、それとも予定通り別の港へ行くか迷ったが、懐かしさもあって別の港の様子を見に行くことに。
良き漁港
次は広々とした漁港の護岸。漁船が停泊しているが間隔は広く、おまけに常夜灯もあるので小アジ釣りには最適な場所だ。以前訪れた時は釣り人が多くて諦めたのだが、今回は日曜の夜だったので誰もいない。いやそれとも釣れていないのか?。とりあえず始めてみるが、アタリはない。そのうちなぜか急に向かい風が強くなってきて、やりにくくなってきた。人がいないのは釣れていないからと理由を付けて、移動することにした。
次は湾奥の小さな漁港。時間も遅くなってきたのでこれが最後の場所だ。無風で釣りはしやすいが、潮が引いて手前の海底が見えてスケスケ。あまり良くないかなと思ったが、ピチャッとライズ音が。おっこれは居るぞと慌ててキャスト開始。するとすぐにコツンとアタリがあってヒット。よ~し今度こそと慎重に寄せるが、引きがすごく弱くてまっすぐに寄ってくる。極豆アジかと思ったら、ネンブツダイだった。ガクッと来たが、気を取り直してキャストを続ける。
するとツンッときれいなアタリが出て合わせるとグイグイ引いて横に走る。イェ~イ今度こそ小アジに違いない、よいしょと抜き上げて、やっとの思いで小アジを手にした。久しぶりの小アジ、遠くまで来た甲斐があった。小アジが結構集まっていたようで、その後もネンブツダイ混じりでポツポツとヒット。アタリも取れて楽しい。釣れ続いたので30分延長して楽しんだが、翌日は仕事なので終了することにした。この冬はもう釣れないかもと諦めかけていたが、運よく溜まり場を見つけて癒された釣行だった。