再び四国へ
5日前に四国南西部へエバ釣りに行ったが、今度は四国南東部でメッキ釣り(こちらではエバとは呼ばないらしい?)。本当は前の日に行くつもりだったがその前に降った雨の影響が気になったので、1日後ろにずらした。日の出から始められるように、いつもの小さな漁港に到着。スロープの沖に向かって投げてルアーを泳がせていると早速アタリ。しかし乗らない。別の方向に投げると今度はヒット。しかしすぐにバレてしまった。どうも小さいらしい。しばらく続けてやっとギンガメアジをキャッチすることが出来た。その後もポツポツとヒット。小場所なので数匹釣ったら終わるのだが、全く釣れない年もあるのでまずまずだろう。
移動して、少し大きめの漁港。ここもスロープを狙う。すると一投目からカコーンとヒット。こましなサイズのギンガメだ。スロープを端から端へじっくり探ってポツリポツリという感じで拾い釣り。すこしサイズが良いので引きも楽しい。ロウニンアジも1匹混じって満足した。
次は山を越えたところにある湾奥。途中すれ違いのできない細い道があって敬遠しがちだったが、3月に迂回するトンネルが完成したとのことで気軽に行けるようになった。順調に進んで現場に到着。河口近くの浅場で誰も釣りをしないような場所だ(笑)。しかしここでも好調で一投目からヒット、なかなか気持ち良い。その後は小さいのがポツリポツリ。ギンガメとロウニンが半々ぐらいだった。
期待の川だが
移動して街中の船溜まりで1匹釣った後、中規模の河川へ。例年よく釣れるので期待は十分。始めてすぐに1匹釣って移動しながらキャスト。しかしなかなか釣れない。折り返し点まで来て2匹だけ。引き返しつつ投げ続けるが追加はなく、ちょっと期待外れだった。西へ移動して、次も同じような規模の河川。かなり浅い川なので今まで釣りをしたことは無かったが、とりあえずやってみることに。河原に降りてみるとやっぱり浅いし、水質はクリア。それでもボラやチヌが見えたので、メッキもいるだろう。あまり期待せずに投げていると、ヒット。その後も多くはないが意外と釣れるという感じて楽しむことが出来た。やってみないと分からないものだ。
流〇
昼を過ぎて立ちこみのできる河口へ。しかし海パンに履き替えるのが面倒だったのでブーツで開始。ギンガメが1匹釣れたが後が続かず、代わりにダツが盛んにチェイスしてくる。食いつかれないように早巻きしていたが、ついにヒット・・・ダツが。尾びれ近くにスレ掛かりしていて切られずに済んだ。逆さまにぶら下がったダツを外そうとルアーを掴んだ瞬間、その指をダツがガブリッ。ぐぬぬぅ、なんという体勢で噛みつくんだ。親指には穴が4か所開いて流血の惨事(泣)。トホホとなりながら絆創膏で応急手当をして釣り続行。しかし追ってくるのは相変わらずダツばかりなので移動することにした。
雷雲接近
いつもならこの後は漁港の大きなスロープに行くのだが、その先の河口の方が良く釣れそうに思えたのでスロープはパスすることに。早速河口で始めてみると小さいギンガメがヒット。ヨシヨシ、ここは期待通りでダツもいないと喜んだが、その後は小さいのがたまにヒットするぐらいで、思ったほど釣れない。そうこうするうちに西の空に雲が広がりゴロゴロと遠雷が聞こえてきた。だんだん近づいてきたので今日はこのまま終了かなと引き上げて駐車場に戻る。片付けてすっかり帰宅モードに入っていたが、雷の音がしないぞと思って空を見ると雲は南下して離れていく様子。あれれ、これはどうしたものか。釣りは続けられそうだが今やっていた場所はイマイチな感じなので次の夕間詰めのポイントに行くか。それだと夕間詰めまで時間がありすぎるので昼寝でもするか。でも眠くはない。それならばということでパスした漁港のスロープへ戻ることにした。
戻って良かった
広いスロープは貸し切り状態。あまり釣れないことが多い場所だが投げてみると、2投目で群れがワッと襲い掛かってヒット。おーいたいた、ロウニンアジが。その次も同じ場所でヒット。スロープの向こう側の落ち込みに群れが溜まっているようで、ルアーがその上に差し掛かると下から突き上げてくる。来るぞ来るぞとワクワクしながら巻いて狙い通りにヒットに持ち込むのは何とも面白い。何匹か釣ってアタリが遠のいたので横へ移動。もう一か所同じようにスロープの向こう側に溜まっていて連続ヒット。そこが釣れなくなったらまた最初の位置に戻ると場所を休ませたためかまたヒット。サイズも20cmオーバーが混じって引きは抜群。コトヒキやバラクーダも混じって生命感たっぷり。結局このスロープがこの日一番の場所だった。その後は夕間詰のポイントへ移動して、これまたポツリポツリという感じでギンガメを釣って終了した。
数は多めだが連続ヒットは少なく、ポツリポツリと釣れる日だった。行かないつもりのスロープに戻って好釣果という幸運にも恵まれて楽しい一日だった。