好調とは言うものの
今シーズンはアオリイカが好調らしく、9月になったらすぐにエギングに行こうと思っていたのになかなか都合が付かず、9月後半の台風が去った後に無理やりな感じで釣行。しかしウネリと濁りが残っていて撃沈。好調ならば港内に逃がれれば釣れると思ったが甘かった。その後は何とか条件の良い日にリベンジしたいと思っていたが、また台風やら雨やらで躊躇っているうちに10月も後半になってしまった。
あまり遅くなると日中は釣りにくくなるので焦っていたが、雨予報だった日曜が曇の予報に変わったので意を決して行くことにした。東の風が強くて波が気になるが、紀伊半島の西側なら何とかなるだろう。絶好の条件で行きたかったのだが仕方ない。
朝一から釣るので早めに出発して現地手前で仮眠。余談だが夜はすっかり涼しくなり、楽に寝られるようになった。真夏でもエンジンを掛けっぱなしで寝るような迷惑行為をしてはいけないが、あれやこれやと工夫をして何とか眠ることは出来ていた。それが今や何の工夫も無しで寝られるということだ(笑)。
日の出前に目覚ましで起床して、最初のポイントのサーフへ。やや波が高く、いかにも釣れなさそうな感じ(泣)。位置をずらしながら探っていくが、やはりアタリ無し。波っ気のある時はサーフは厳しいか。
やっとの釣果
続いて平らな地磯。満潮時は潮をかぶるが、だいぶ下がっていて広く狙える。波の穏やかな西側にまわりキャストしていると、エギが戻ってきたときに追尾してくるのが見えた。フォールでお触りしたが、合わせるとすっぽ抜け。
投げ直してしゃくっていると今度は沖の方でヒット。やっと今シーズン初のアオリイカをキャッチできた。だがそれにしても小さい(汗)。磯の縁を移動しながら投げ倒して、同じようなサイズを2匹追加。引きを楽しむようなサイズではないが、この時期はこんなものか。
引き上げる途中、波が高い東側で大遠投してみると、グイッと引っ張るアタリ。合わせるとグーングーンと強い引き。慎重に岩の上にずり上げると、500g級の嬉しい一杯。これは引きを楽しむことが出来た。
その後は南下しながら竿を出すが、南下するほど波が高くなりダメダメな状態。実績が高く期待していた地磯周りもザブザブだったが、それでも諦めずに探っているとワンド状で波が弱くなっている場所でヒット。小ましなアオリイカだった。
まだ日は高かったが、翌日は仕事もあることだし、まあやりきって満足したので早めに終了することにした。あまり釣れなかったが、これで今シーズンの日中のエギングは終了。次は満月のナイトエギングをじっくり楽しみたい。