後半戦
初秋のアオリイカの新子釣りが終わり、後半戦は例年と同じようにナイトエギングに移行。月夜に行くようにしているが前週は天候などの状況が良くなかったのでパス。今週は日曜が雨の予報なので何とか土曜日に行きたい。行きつけの四国南東部は波の向きが良くないので紀伊半島の西側を選択した。
夕方、広いサーフに着くとものすごい人。隙間が無いわけではないが、入れてもらうにはちょっと躊躇するような微妙な間隔なので諦めた。以前は横に移動しながら探っていたのが嘘のようだ。日曜が雨なので余計に土曜に集中しているのだろうか。仕方なく少し南下して別のサーフへ。こちらもかなり一杯だったが、駐車場から離れたところに空きが見えたので砂の上をテクテク歩いて釣り座を構えた。
イカいない?
予定より少し遅れ、日没後に釣り開始。風は背後からの弱い追い風で快適。少し波はあるが問題ないレベル。重心移動のエギが気持ちよく飛んでいく。あとは釣るだけだとシャクるが、アタリ無し。隣のヤエンの人がライトを点けるたびにチラ見をすると、回収したアジをそのまま投げているので齧られてもいないようだ。そろそろ東の空から月が顔を出す時間だが、雲が多くて暗い空のまま。ただ背後の4基の街灯は影ができるぐらい明るいのでイカの寄りが良さそう・・・と思うものの相変わらずアタリは無い。諦めたのか帰る人もチラホラいて、隣のヤエン師も引き上げてしまった。こちらは午後9時までは頑張るつもり。
淡々とキャストを繰り返すも反応が無いので今回は釣果なしかと諦めかけていると、強い引き波に引かれてエギが持っていかれた。それにしては引っ張り続けるのでこれはイカ!と合わせるとフッキング成功。波にもまれつつもズリ上げて小ましなアオリイカをゲットした。浜のイカは絶滅したかと思ったがそうではなかった(汗)。何とか釣れてホッと一息、これから群れが回ってくるかと思ったがそう甘くはなく、また釣れない時間が続いたので予定時間の前に終了することにした。状況が良かっただけに好釣果を期待したが裏腹な結果。まあ一つ釣れたのでヨシとしよう。次回こそは爆釣だ(笑)。