2025.11.16  またエギング

Report by  T-Ya


アジングのつもりが・・・

 この時期は月夜にエギング、闇夜にアジングのローテーションで釣行している。この週末はアジングのつもりだったが、四国南東部でイカが良く釣れているとの情報が。近郊でアジも釣れているようなので迷ったが、風向きと波の予報が最高だったのでまた懲りずにエギングに行くことにした。前週のイカ釣りの結果がイマイチだったというのもあるが・・・。

 夕方、駐車場に到着しサーフへ向かう道を降りていく。暗い森を歩いているとクマのことが頭をよぎる。日本にはライオンやワニがいるわけでもなく安全だと思っていたのに、クマという猛獣が日々出没することになるとは思ってもみなかった。運悪く出会ってしまっただけで命の危険にさらされるとは、そのような地域の方々が気の毒で仕方がない。

 この状況が早く終息することを願うばかりだ。四国にもクマは生息しているようだが数は少なく、沿岸部にはほぼいないらしい。とはいえ将来もずっと安心とは限らない。急斜面を降りてサーフに到着すると砂の上には動物の足跡がたくさんあった。いつもは気に留めることもないのだが、大きな足跡が混じっていないかとキョロキョロしてしまった。幸い5cmぐらいの足跡ばかりだったのでクマは来ていないようだ(汗)。

アタリよ来い

 日没時に釣り開始。予報通り波は穏やか、弱い追い風。期待してロッドをしゃくるがアタリはない。暗くなり星が見えるようになってもアタリは出ないが、前週もそんな感じだったので気にせずにボトムでエギの操作に集中する。すると少し重みを感じたのでロッドを立ててアワセるとヒット。

 う~ん気持ちいい。500gぐらいだろうか、嬉しい一杯。その後はしばらくアタリが無かったので、気分転換に中層のタダ巻きで狙ってみる。ゆっくりと巻きたいが重いエギだと底に着いてしまうので軽めのエギ、軽くても飛距離を出すためにマグパタの3号をチョイス。

 すると2投目でガツンとアタリ。すかさず合わせてヒット。少しサイズアップして引きを大いに楽しめた。タダ巻きはレンジをキープするのが難しいが、アタリは明確に出るのでボーッとしていても分かる。一方ボトム狙いのシャクリの動作は難しいものではないが、ボトムに当たる感触とイカのアタリを見分けるのが難しい、というか楽しい。個人の感想です(笑)。

もう一杯

 タダ巻きでの追加を狙うが、アタリが無かったのでボトム狙いに戻す。それでもアタリの無い時間が続き、今日は2杯で終わりかな~と思いつつも、何とかもう一杯を狙って集中。するとじわっとした感触。イカのアタリと信じて思い切り合わせるとドスンとヒット。グゥーングゥーンと重い引きで良型を確信。慎重に寄せてキャッチ成功。1kgには届かないがよく太ったアオリイカだった。

 その後も少し続けたが反応がなかったので、東の空にオリオン座が見えたところで終了した。好調というにはアタリが少なかったが、その少ないアタリを全部キャッチにつなげることができたので、十分満足の釣行だった。