2026.10.03  ランガンエギング

Report by  T-Ya


シルバーウィークが・・・

 今年はシルバーウィークが5連休。前半には南紀へエギングに行くつもりだったが、台風の通過後で波が高く取りやめ。後半は用事があったので結局行けなかった。釣りを趣味にしていて釣りシーズンの真っただ中、5連休なのに釣りに行かないというのはなかなかツライものだ。まあ無理をしても仕方ないので、好天となった10月の週末に行くことにした。早めに出発して現地近くで仮眠をとることに。明け方は気温が下がりそうだったので念のため防寒着をいくつか積み込んでいったが正解だった。恐ろしく寒くなり防寒着が無ければ朝一の釣りは諦めるところだった。

ランガン開始

 最初は河口のテトラ。以前良く釣れたので毎年来ているが、近年は川から流れ込む砂が溜まったせいか底がかなり浅くなっており、あまり釣れなくなってしまった。ただ釣れない深さではないのでやってみるが・・・やっぱり釣れなかった。川の対岸に小堤防があるのが目に留まり、渡れそうだったので行ってみるとなかなか良い感じ。軽く探るつもりだったが端からじっくり狙ってみるとヒット。今シーズンの初ものは小ぶりだったが嬉しい一杯。一通り探ったので次へ移動することに。

 次は磯。西側が良く釣れるのだが、潮位が高くて西側へ行くのは難しくなっている。途中垂直に近い崖があって所々にある石の出っ張りに手足を掛ければ通れそうだ。恐る恐る進んであと少し、というところで右足をかけていた石がポロッとはがれた。すでに次の左足に体重を掛けたところだったので落水は逃れたが危ないところだった。落水といっても膝上ぐらいの水深なので大惨事にはならないものの、落ちて転んだら釣り終了だったかも。何とかに西側に入ってエギをしゃくるが、反応なし。また崖を通って東側に戻り、できる場所で投げてみたが釣れなかった。駐車場に戻る前に隣接するサーフで少しだけと思って投げてみると、ヒット。小さなアオリイカ。以前やってみたが釣れなかったので釣れない場所だと思い込んでいたがラッキーだった。

本命磯

 南下して本格的な地磯へ。一番よく釣れる場所は足元からドン深で、魚も良く釣れるのか餌師が入っていることも多い。駐車場からは見えない場所なので行ってみるしかないが、車が一台あったので先客がいる可能性が高い。大きな岩をエッチラオッチラと乗り越えて目的地が見える場所に到達。行きたい場は空いており、一人の釣り人が別の場所にいるのが見えた。ラッキー、俄然元気が出て釣り場に到着。少し波があるが問題なし、釣るぞ~と気合を入れて投げ始めるが、しばらくアタリ無し。

 と、エギが手前に戻ってきたところで近づいてくる茶色っぽい大きな魚が見えた。何だろうと見ながらエギをフォールするとスーッと近づいて急にバック。あれ、イカじゃん。しゃくってフォールするとまた近づいてバック。アオリイカに間違いないが、この時期にしては大きすぎる。水中なので良く分からないが1kg近くありそうだ。これは釣りたい!と慎重にシャクリとフォールを繰り返すが、やがて離れてしまった。慌ててエギを交換し、イカが向かったであろう方向の先へキャストしてしゃくっているとドスンとヒット。ドラグがジジッと鳴ってヨッシャー掛かったと思ったが、手応えが思ったほどではない。寄せてみるとまあまあのサイズではあるが、見えていたのは君なのか、多分違うよねという感じだった(汗)。その後もしばらく続けて、小ぶりを一杯追加して本命の磯場を後にした。

南へ行くほど

 東寄りの風と波の予報だったので南下するにつれて波が強くなっていくようだ。次に目指した漁港は車が何台か止まっていてエギンガーが何人か見えたのでパス。少し戻って広い砂利浜で釣りをすることにした。急深のサーフなので色々と釣れそうなのだが、不思議と釣果情報があまり出てこない。自分も釣りをするのは初めてだ。遠投して探りながら少しづつ移動するがアタリはない。あと少しで端にたどり着くところでアタリの感触。合わせるとアオリイカがヒット。釣れるかどうか分からない場所で釣果があるとなかなか嬉しい。

 次に予定していた場所は大きく南下する必要があるが波が心配、しかし良く釣れる場所なので迷うところ。少し入り組んだ磯なので波が弱い場所でやれば何とかなると思い、時間はかかるが行ってみることにした。着いてみるとやはり波がザブザブ。外洋からの波が直接当たらない場所を選んでしゃくってみるが、イカは居ないようだった。仕方なく駐車場へ戻りながら浅場を打っているとヒット。グングン引いて底に張り付いたので魚が掛かったらしい。すぐに底から離れたので寄せてくると、茶色っぽい魚体が見えたところでバレてしまった。ハタ系のようだったが無念。もう釣れなさそうなのであと少し打ったら引き上げようと思っていると、思いがけずヒット。今度はアオリイカ。諦めかけていたのでこれもラッキーだった。

最後はサーフで狙うも

 最後は高速を使って中紀まで引き返し、夕間詰め狙いで小規模なサーフへ。先ほどと違って波も風も無く極楽だ。エギが気持ちよく飛んでいく。近くの堤防では夜釣りをしているのが見える。この場所では過去に一度エギングをして釣れなかったものの、絶対釣れるはず・・・しかし釣れなかった(泣)。人もおらず釣りやすい場所なので釣れると信じてまた狙ってみたい。結局この日は6か所回って数は少ないが5か所でアオリイカの姿を見ることが出来た。場所を厳選して時間を掛けて狙ったのが良かったようだ。

 この時期は毎年新子狙いで毎年ランガンをやってきたが、磯とサーフがメインのランガンなのでメッキ狙いに比べて桁違いにくたびれる。その割には近年釣果に乏しいのでもう止めても良いのかなという気がしている。ただ釣果を求めるだけではなく、ひと気のない大自然にドップリ浸る随一の釣りでもあると思っているので、体力のあるうちは続けていきたい。