● 2009/01 川の中でライトルアーを楽しもう ●

ライトルアーでだって、川の中で楽しめるターゲットがいる。しかも河口から数km離れた場所でだって、メッキを始めとする魚たちに出会うことができる。今回の釣行は、harukaと川の中にいるターゲットと遊びに出かけてみることにした。


 今回は、久し振りに川の中でのルアーフィッシングだ。メインターゲットは、もちろん大好きなメッキくんたち。でもね、ゲストでヒットしてくれるほかの魚たちも多いから、釣れれば何でもOKってことでharukaと出かけてみた。

 ずっと西伊豆ばかりを攻めていたから、この日は南伊豆を中心に探ってみることにした。南伊豆でリバーのメッキといえば、その釣り場はいくつかに限られている。

 選んだ釣り場は、もっとも水量が多くて実績の高い川だ。もちろん今シーズンの釣果が上向きだってのが分かっていたから、何の心配もなく出かけてみたってワケ。

 いつものようにharukaと箱根を越えて、伊豆半島へと愛車のサーフを走らせた。目指すは南伊豆の○×川だ。しかも河口から数kmほど上流で、ここより上にはいないんじゃないかって位置を選んだ。

 その理由は、毎年マハゼを釣っていると、メッキがうるさいくらい掛かってきちゃうから。というワケで、今日はマハゼをゲストに迎えて、本命はメッキというライトルアーフィッシングを楽しむことにしちゃいました。パチパチパチ・・・。

 さ〜て、釣り場の土手から川を見下ろすと、いい感じで潮位が下がっている。このあたりは干満の影響を受けているので、潮位を考えていないと釣り場に入れないことがあるので注意が必要だ。

 早朝の河原は、ちょうどいいあんばいで足場が露出していた。潮が下げると、手前のシャローエリアが露出するから、ニーブーツを履いていれば安心して手軽に入釣することができる。

 まずはいつものようにストゥープ50SRのブルーを結び、目の前に見えるミオ筋を狙ってキャストを開始だ。横ではharukaが早速ヒットさせていて、相変わらずのメッキ好きをアピールしている。アップテンポな釣りはホントに得意で、楽しくて仕方ないようだ。

 ボクもすぐにヒットさせて、難なく今シーズンのリバーでの初メッキをキャッチした。先に釣れたharukaのメッキはギンガメアジ、ボクが釣ったのはロウニンアジだった。

 ミオ筋のエッジに沿って移動している個体はギンガメアジが中心で、橋ゲタなどのストラクチャーにはロウニンアジが居着いていたようだ。ボクも流芯から誘いをかけてみると、すぐにギンガメアジがヒットしてきた。今シーズンもハッキリとした棲み分けをしているようだ。

 超シャローには極小メッキが多く目立ち、そういった場所を狙っても小型のヒットしかなく面白くない。数釣りは考えないことにして、徹底したミオ筋とストラクチャーをタイトに攻める作戦で釣り進む。

 ときどきharukaは足元のオチビちゃんと遊んだりしているけれど、すぐに飽きてちゃんとキャストを再開する。こんなことの繰り返しで、少しずつ移動しながら拾い釣りしていった。

 最初に入った場所より下流を攻めると、浅すぎるからなのかクロダイの幼魚だらけ。たまにチェイスはあるけれど、明らかにメッキのオチビちゃんかセイゴだけ。

 どこを攻めてみても、結果的には適度な水深が必要みたいだ。もう少し後の時期まで超シャローにいても良さそうなものだけど、すでに水深のある位置を好んで移動しているようだ。これに気づかないと、見えている小型ばかりに気をとられて、普通サイズの結果がついてこなくなるように思える。

 気がつくと、足元には無数のマハゼが集まってきていた。どうやらミノーをチョコマカと動かしているうちに、良型のマハゼだけが反応して寄ってきていたようだ。

 それを見つけたharukaが、さっそくマハゼ狙いのアクションに切り替えて誘っている。メッキよりもポーズを長く取らないと、ミノーイングでのフッキングは難しい。だけど湖のブラウントラウトみたいに、ルアーの下をサスペンドして狙っている様子が魅力的だ。
 ところがこのマハゼたち、今日はブルーにまったく興味を示さない。集まるだけで、そこから「ジッ」としているだけ。いつの間にかカラーチェンジしていたharukaは、金赤でヒットさせている。

 そこまでマハゼがカラーを見極めるものなのかが気になり、ボクは最後まで徹底的にブルーでチャレンジしたんだけど、とうとうヒットに恵まれることはなかった。金赤を使い続けたharukaだけは、十分すぎるほど楽しんだようだ。

 そういえば、ハゼって赤バリが有利みたいだよね。ルアーのカラーセレクトも、やっぱりそういった目で試した方がいいのかも。ちょっと勉強になったハゼ釣りでした(^^)


harukaのおしゃべり

マハゼは色に敏感だったよ〜

 ハゼはエサで釣るのも楽しいけど、ルアーで釣るのもいいね(^^) 一回一回エサを付ける手間が省けるし(笑)
 でも、色が違うだけで釣果が変わるとなると考えちゃうな。今回は金赤で当たったから良かったけど、お父さんが使ったブルーを選んでいたら釣れなかったんだもん。ルアーの色選びは重要だね!


Tackle Data

Rod :  Little Twitch LT-590 H/S ハードティップ(Online Lure Shop F)
Line : OMライトゲーム 3Lbs.(DUEL)
Lure :  ストゥープ50SR(DUEL)
       HSAM:ヘアーラインシルバーアクアマリン
       EGR:エターナルゴールドレッド

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