● 2009/02 セイゴのジャンプに魅せられて・・・ ● |
秋から冬に掛けては、ライトルアーが楽しくなる季節だよね。手軽に狙えるターゲットが多くなるから、harukaも大好きな伊豆半島へ出掛けたくなっちゃった。セイゴが入れ喰いの情報を教えてあげたら、さっそく出掛けようってことになって・・・。 |
この取材の前の週末に、とっても楽しい出来事があった。それがセイゴの入れ喰い。ほとんどがヒラセイゴで、ヒットしてからのパワーとジャンプに、久々の興奮をさせられちゃった。 時間にしてほんの30分程度で、まさに着水と同時にヒットするほどの高活性だった。珍しく1人での釣行だったから、次の週末にはharukaを連れて行くという約束になった。そして今週の釣行に・・・。 いつものように暗いうちに小田原の自宅を出発して、これまたいつものように箱根を越えて伊豆半島を目指してひた走る。今回の釣り場は、ボクにしては珍しく南伊豆への直行便だ。前回の状況からすると、先週の状況はまだ続いているはず。 先週の状況って、沖からのウネリがちょっとだけ入っていて、控えめながらも波っ気で活性がいかにも高そうな感じだった。今週は少しばかり落ち着いてきたものの、沖からのロングなウネリは少しだけ残っているようだ。 南伊豆の釣り場へ到着すると、東の空は薄っすらと明るくなり始めていた。目当ての釣り場には誰もおらず、急いでタックルをセットして(とっくにセットして車のロッドホルダーに積んであった)、harukaと先週のポイントへと向かった。 途中で海を指差して、harukaに前回のポイントを説明する。波の入り具合と潮位から想定して、どのポジションがベストかを割り出す。それを眠そうに聞いているharukaは、見ていてこっちがちょっと不安。 とりあえず釣り場から海を見おろすとウネリは少し残っているものの、なんと潮が澄みすぎ。これだけの澄み潮だと、どこに何がいるかは一目瞭然だ。ざっと周囲を見回してみると、先週いたセイゴの群れが見当たらない。 まずは順番にキャストしながらチェックしていくと、ちょっと遠くの方で「ギラッ!」と反転して光るのが見えた。澄み潮でちょっと沖にポジションをシフトしていただけのようだ。何度かキャストを繰り返していると、その群れが寄ってきた。 近くに沈み根があり、その手前をのぞくとベイトフィッシュが群れている。このベイトに反応させることができれば、セイゴの群れは射程範囲内に居着いてくれるはず。 まずは寄せることを意識した誘いに終始して、難なくその群れをベイトフィッシュへ近づけることに成功した。そしてその近くで1尾をヒットさせると、他のセイゴたちは興奮状態になって、手前のベイトフィッシュを追い掛け回し始めた。 こうなるともう簡単で、ベイトフィッシュは沈み根と手前の海藻帯の間に潜み、寄せ波でそれが潮裏側にこぼれるように流されていく。その潮裏側で待機しているセイゴたちが、それを狙って襲い掛かるという図式が完成してしまった。 こうも簡単にはまってくれると、とっても気分がいい。もっともベイトフィッシュにしてみれば、「何てことしてくれたんだよ〜。密かに隠れて過ごしていたのに〜」なんて思っているんだろうな〜。 まずは1尾目をキャッチしたところで、釣り場のお膳立てを整えた場所にharukaを呼び寄せた。ところがharukaは先にいつの間にかキャッチしていたから、すぐにはこっちへ来ない。反応があるから、なかなか移動の踏ん切りがつかないみたいだった。 それでもこちらの様子を伺いながら、ようやくピンポイントでのキャストを開始した。その場所をharukaに譲って、ボクはすぐに他の群れを探しに移動を開始した。 ところがどこを探っても、先週のような大きな群れは見当たらない。やっぱり群れは確実に減っていて、さっきの場所だけに居着いてしまったみたいだ。ひと通り探ってもダメだったので、ボクもその場へ戻ることにした。 順調にharukaは釣り続けていて、楽しいライトルアーフィッシングを満喫している。セイゴはとにかく面白い。ヒットと同時にジャンプして、一生懸命ルアーを外そうとする。外れてもすぐに別のセイゴがヒットしてくるから、飽きずに釣り続けることができる。 しばらく釣り続けていると人が増えてきて、観光客も騒ぎに気づいて近づいてくる。横ではharukaも声を掛けられて釣りづらそう。万一ルアーが観光客に刺さったら大変なことになるので、状況を判断してこれで終了することにした。 先週に引き続き短時間の釣りだったけれど、これだけ釣れて楽しめればバッチリだよね。いつでも釣れるって保証はないけれど、セイゴのジャンプに魅せられて・・・、また遊びにくることになりそうだ。今度は他の場所を試してみよ〜っと。 harukaのおしゃべり 川にはベイトがいなくてセイゴも・・・ 今日はいっぱい釣れておもしろかった〜。ベイトがたくさんいる浜側ではセイゴがたくさん釣れたけど、ベイトがいない川側では釣れなかった。 小さな魚をエサにしているのを狙うんだから、やっぱりベイトがいないとセイゴもいないんだね〜。今度からはまずベイトを見つけて、そこに投げるようにしようっと(^^) Tackle Data Rod : Little Twitch LT-590 H/S ハードティップ(Online Lure Shop F) Line : OMライトゲーム 3Lbs.(DUEL) Lure : ストゥープ50SR(DUEL) HSAM:ヘアーラインシルバーアクアマリン EGR:エターナルゴールドレッド |