●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●

★2002/10/12 福浦港・まるせ丸

10/12(土)晴 神奈川県福浦港まるせ丸
 大潮 6:00〜11:30 伊豆山沖
  ウネリあり、朝はフグだらけ
 カワハギ 16〜24cm 17枚
 ホウボウ 24cm 1尾

「さぁ、2回目だ!」

 いよいよ今日は、ボクのカワハギ釣り2回目の挑戦だ。前回の釣行では、終盤になって数を伸ばすことができた。自分なりには、「初めてにしては上出来なのかな?」な〜んて思っていた。この日の課題は、自分にマッチした竿を選ぶことだ。一般向けの貸し道具じゃなくて、船長のものを使わせてもらった。これは某ショップで作ったオリジナルロッドで、ルアーアングラーに多く知られているはず。このあたりは、改めて後に紹介しよう。

 この日に何でロッドを試すことになったのかというと、とにかくルアーアングラーの感覚でいくと、ちょっとばかり市販のカワハギ竿とはイメージが違うのではないかという話からだった。たしかに前回借りた竿が、ボクの感覚にマッチしないことも分かってきていた。この1週間は、釣具店で色々なカワハギ竿をチェックしてみたけれど、様々な演出をする必要があるカワハギ竿にとって、みんなどれも同じような調子で仕上がっていることに疑問を感じていた。「ひょっとしたら市販の竿は合わないんじゃない?」って船長に言われたのも、ちょっとばかり気になっていたんだ。

「喰い方の種類の違い・・・」

 この日船長が準備してくれていたのは、そのオリジナルロッド2本だった。1本は市販のカワハギロッドに近いといえば近いが、ラインを通しての特性はまったくの別物だった。この竿でしばらく釣り続け、そこそこの釣果を上げることができた。しかしこの感覚も長くは続かなかった。この竿は比較的積極的に動かすような感覚を意識して作られているように感じた。この積極的な操作に対してはとても都合の良い仕上がりなんだけど、喰いの種類が変わってきたら、アワセてハリに掛けられるようなアタリの出し方ができなくなってきた。誘い上げても続けて反応がでてこなくなったんだ。

 この時に感じたのが、もう少し全体的に柔らかめの竿が・・・。そこで喰い込ませを重視したくて、もう1本準備してあった方にチェンジしてみた。こっちはちょっと長めだけど、バランスが良くてソフトにも扱いやすい。何よりも嬉しかったのは、それまでアワセにつなげられなかったようなアタリでも、この竿を使えば不思議とアサリを吸い込むようなアタリ方に化けてくれた。つまりまったく同じような使い方をしているつもりでも、竿に助けられるような感じで、カワハギがうまくハリ掛かりしてくれるというわけ。

 更に良さを感じたのは、カワハギをハリに掛けてから巻いてくるまでの間だ。これまでのカワハギ竿だと、「コンコンッ!」というカワハギ独特な引き込みで、ハリが外れたり折れたりしていた。竿先だけが極端に柔らかくて、それ以外の部分は腰の極端に強い竿だから当たり前なんだよね。引き込まれる余裕を与える前に巻き上げちゃえばいいかもしれないけれど、なかなかそう簡単にはいかないし。ところがこの竿を使えば、フライロッドのバットのようなイメージで、うまい具合にクッション効果を見せてくれる。この竿は1ピースだったけど、2ピースにできればバットのブレも消えそうな感じ。


「特注カワハギロッドにけって〜い!」

 かくしてボクのカワハギロッドは、やっぱり市販では似合わない(合わない?マッチしない?)という結果になってしまった。当然この参考にさせていただいた竿をベースに、ここをこーしたい、あそこはあーしたい・・・などというワガママな特注をしてしまったので〜す。今はそのロッドの仕上がりを楽しみに待っている最中なのです。あ〜、早くできないかなぁ〜。この竿さえ仕上がってくれれば、ボクのイメージする釣り方が近くへやってくる。そう思いながら、カワハギを釣りまくって慣れることに専念するのであった。

 結果、この日は17枚と、ボクにしては大量。2回目の釣行でこれだけ釣れるのって、かなり嬉しいことだ。しかもホウボウのオマケ付きで、冬のルアーフィッシングにつながる楽しみも持ち帰ることができた。今年はカワハギとホウボウの2本立てもやれるかも知れない(^^)


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