●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●

★2002/10/26 福浦港・まるせ丸

10/26(土)曇 神奈川県福浦港まるせ丸
 大潮 6:00〜12:00 伊豆山沖、真鶴半島西側沖
  強風、ベラとフグ多い
 カワハギ 17〜23cm 5枚
 ホウボウ 25cm 1尾

「リールを買ったぞ!」

 とうとう3週連続で、カワハギ釣りにきてしまった。どんどんのめりこんでいく自分が怖い。忙しくて苦しんでいたムック本の原稿もようやく片付き、更にのめりこむことができそうだ。平日の合間にロッドテストやルアーのインプレッションなどをこなし、アオリイカたちとひそかに戯れて・・・。

 今回は宮島屋釣具店さんのお世話になり、自分のお気に入りリールを準備してきた。製作をお願いしているロッドのグリップは、ベイトリールのようにトリガのついているタイプ。EVAを使うから濡れても滑りにくいし、コルクに比べれば耐久性も申し分ない。このリールシートとグリップの太さにマッチするリールということで、色々と船長に相談して候補を挙げてもらった。そこで分かったのは、必ずしもカワハギ専用リールである必要のないこと、そしてパーミングして操作するんだから、少しでも腰の低くて手に収まるサイズを選んだ方が扱いやすいということだ。

 個人的にはダイワのリールがお気に入りなので、今回のカワハギに使うリールもダイワから選んでみた。そこでボクの目にとまったのが、ちょっとおしゃれで小型の「ミリオネア100L」。ベイジギングにも使えるし、多少の水洗いにも耐えられるというのでこれに決定。末尾の「L」は、左ハンドルの意味。先日までの釣行で、ボクは右手でロッドを操作するのに慣れている。つまり普段使っているベイトリールの右ハンドルだと、アワセからリールを巻き始めるまでがスムーズにできない。左ハンドルを使うことで、このアワセ始めてからの掛け損ないやバラシを低減させようという考えなんだ。

「仕掛けの重さ」

 この日は朝からとんでもない強風で、海はかなり高低差のあるウネリが出ていた。ちなみにこの次の日の朝に、熱海港でのあの事故が発生した。本当に嫌なウネリだった。そんな中でのカワハギ釣りは、ボクにとってはとても繊細さなど要求されてもどうすればいいの?って感じだった。しかしこの日のボクのテーマは、仕掛けの重さを把握すること。ボクはカワハギ仕掛けの上に派手な飾りを使うのが好きじゃない。その理由は、ハリと竿までの間に、余計なものをつけてアタリを分かりづらくしたくないからだ。これが無いとカワハギが集まらないのでは?と思われそうだけど、実際の釣果では使っている人に負けるよりも、むしろ数で勝ることの方が多いような気がする。この辺りの話は、たぶん次回にでも答えが出せると思う。

 さて、問題の仕掛けの重さだけど、最初は仕掛けの上についているスナップスイベル1個だけだった。これだとちょっと潮の動きが不安定だとアタリが分かりづらいと感じていた。いくら飾りが無い方がいいと思っていても、時には仕掛けを効果的に弛ませたりもしたい。そこでこのスナップスイベルを、2個、更に3個と増やしていって、その感覚的な違いを比べてみた。潮の通りが良い場所では、3個だとアタリが緩慢になる感じだった。結局弛んだ場所では、2個のままが良さそうというのがボクなりの結論。但し、潮の動きが良い状況では、3個でもシックリこなかった。この日は時間を延長してもらったけど、肝心のカワハギのアタリが少なく、エサも取られない状況だった。そして時間切れ・・・。

 次の釣行での宿題は、3個までは確認できた仕掛けのバランスを、更にどう対応して変化させていけるかだ。今度は0.5号くらいの中オモリを仕掛けの上に付けて、その違いを感じ取ってやろうと心に誓った。そろそろ弛ませ釣りやら何やらの、違った釣り方も体で感じてみたいからね。ルアーアングラーならではの、従来のカワハギ釣りの真実を探ってみる気持ちが強くなってきた。個人的には従来からのカワハギアングラーとは違った位置付けで、近い将来はルアーアングラーのカワハギ部隊?ができるんじゃないかと思い始めている。楽しみ、楽しみ。おっと、この日の釣果だけど、結果は散々の5枚だけ。次回に期待しよう!


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