●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●

★2003/01/03 福浦港・まるせ丸

1/3(金)霰(あられ) 神奈川県福浦港まるせ丸
 大潮 7:00〜11:30 伊豆山〜真鶴半島西側。
  気温2〜3℃で霰(アラレ)が痛かった!
 カワハギ 15〜24cm 8枚

「空から白いものが・・・」

 今日は新年最初の釣り、初釣りだ。去年はこのカワハギ釣りにのめりこみ、ついに専用のロッドまで作ってしまった。その勢いで、初釣りはちゃっかりとカワハギに決定。この日は元々は午前船が仕立てだったらしいんだけど、なぜかキャンセルになったらしい。それでカワハギで出船するからという話にのって、初釣りが決定したというわけ。しかし天気予報は思わしくなく、朝起きて空を見ると真っ暗。車のエンジンをかけて外気温をチェックすると、たったの2℃しかない。「まあ、昨年末の管理釣り場に比べりゃ、そうたいしたことはないだろう」なんて気楽に考えていた。ところが海岸線に出た頃からバチバチと白いものが降ってきた。なんとまぁ、霰(アラレ)が降ってきちゃったんですね。という訳で、カメラを出すのが嫌だったから写真がありません(^^;

 港についてしばらくは天気も落ち着いていたけど、出船する頃から再び降り始めてきた。風も吹いているし、ウネリもちょっとだけどある。初釣りにしてはかなりしんどい状況だ。船はまだ薄暗い海を進んで、真っ直ぐ伊豆山沖を目指した。定置網を過ぎてちょっと沖の根を狙い、そこで朝一番の勝負をかけることになった。年末もなかなか渋かったそうで、最初はエサを盗りにくるけど、すぐに飽きて食ってくれなくなっちゃうらしい。最初はうまくカワハギの目の前を想像して、そこにエサを持っていき吸い込ませるようなイメージで釣った。何枚か釣っているうちにエサを盗られなくなり、今度は少し仕掛けを暴れさせてから、吸い込ませるための間を与えるようにリアクションバイトのイメージを意識してみた。

「いつもなら気づかないようなアタリ」

 カワハギはここでポツポツと釣れ続き、小さいのから中型までがみんなのロッドを絞り込んでくれた。寒さの影響なのか、カワハギ以外のアタリはほとんどなく、集中してカワハギのアタリをキャッチすることができた。しかし今日はいつもと感じが違い、普段は分からなかったような、もたれるようなカワハギの吸い込もうとしているアタリを感じ取ることができている。いつもなら気づかないようなアタリなんだけど、不思議と集中できているのはフグやベラのアタリがないからだろうか。

 ここでその小さなアタリ?を感じながらアワセると、カワハギがちゃんとフッキングしてくれる。ところが今まで掛けられなかったような魚を掛けているからなのか、やたらとバラシが多い。言っても信じてもらえないかも知れないけれど、普通は気づかないようなアタリを感じてアワセているから、それで掛かりが浅くてバラシやすいような気がする。今までからは考えられないようなバラシ方なんだよなぁ。あとで船長にも言われたけれど、そういった感覚の人は他にもいるらしい。それでも人並みに釣れているんだから、他の人が分からないアタリを感じ取っているってことで、掛かりが浅くてバレやすいのも仕方ないと考えていいんじゃないかなって。

 でもこの時にビビッと感じたんだけど、これを確実にキャッチできなけりゃダメ。人の倍を釣ろうと思ったら(すごく贅沢かな?)、これをバラサナイようなセッティングとアワセが必要になる。自然とボクの頭の中には、次に必要になってくるロッドアクションのイメージが沸いてきた。だからといってすぐに次のロッドを作るほど余裕ないし、まあこれを確実にキャッチできるための「何か」を探らないと。今まで話には聞いていたけど、「普通は気づかないアタリ」というものが見えてきたから、これからまだまだ釣果はアップできると自信が出てきた。このところ食い渋りも手伝って伸び悩んでいたけど、まだまだ可能性はたっぷりある。何枚かはこのアタリでキャッチできたから、その釣り方の「尻尾」みたいなものはおぼろげながら見えてきた。次の釣行では、何とかその「全体」を掴んでやりたいと心に誓った!(大袈裟かな?)

「肝パン復活!」

 そうそう、久々に嬉しいこともあった。今日もイルカがたくさんいて、船のすぐ横で跳ねたりお腹を見せたりしてくれた。それからこのところ肝の少ないカワハギばかりだったけど、今日はなかなかの肝パンが釣れた。しかもほとんどがそんな個体だから、寒さが進んで肝も膨らんできたような気がする。これまで肝パンが少なかったのは、高い水温が影響していたのかも知れないね。カワハギはまだまだこれから釣れ盛るから、もうひと踏ん張り欲張って楽しんじゃおうと思う(^^)


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