●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●

★2003/02/09 福浦港・まるせ丸

2/9(日)晴 神奈川県福浦港まるせ丸
 小潮 11:00〜17:00 伊豆山沖。
  ウネリあり釣りにくい。アタリもかなり少なかった。
 カワハギ 15〜23cm 7枚

「発光体はアピール重視」

 今日は突然カワハギを釣りたくなったので、ちょいと無理を言って乗船させていただいた。しかし海は時々大きなウネリがきて、底荒れしていそうな気配。前日の夜から降り続いた雨は明け方にやんで、空は少しずつ晴れ間が見えてきた。気温もどんどん上昇して、とても冬の釣りとは思えないほど。毎回こんな陽気だったら、冬の釣りがもっと楽しくなるんだけどね。風もそれほどなかったから、久々の釣り日和ってとこかな。

 さてさて、今回のテーマは、前回の宿題にしていた発光体の効果と、ハリの違いによる釣れ方の差を判断すると言うもの。結果としては数が少なかったけど、状況は十分に把握できたつもりだ。まずは発光体だけど、前半にパタパタ釣れた時はもちろん使っていた。しかし時間が経つにつれて反応は渋くなった。そこで光が弱くなってきたと判断して、新しい発光体に交換してみた。すると再びアタリが出始めて、パタパタっと釣ることができた。前回の大型発光体での抵抗が気になったため、今回は最小タイプを使ってみたけど、今日の様子を見る限りでは、大型の方が集魚効果はあるように感じた。最終的には大型使用による抵抗の影響を考えるか、それとも頻繁な交換で小型を使うかだと言うことになる。ボクの今回の感触では、前回並みの大型を使った方が、アタリの数が増えそうな気がしている。次回以降は、前回使った大型に戻そうと思っている。

「カットチヌの威力」

 それからもうひとつのテーマであった、ハリについてだ。ボクは今までハゲ針の4号を愛用していたけれど、バラシが多くなることから、他のタイプの針を実釣で試して見直してみようと考えていた。今まではノーマルのハゲ針、そして今回試したみたのは、ハゲ針にヒネリが入ったもの。このヒネリは吸い込んでから吐き出すときに、口の中で引っかかるからつれるという代物のようだけど、実際の感触はノーだった。確かに口元に掛かってくるけれど、従来のハゲ針と同じように、バレやすさは違いを感じられなかった。

 もうひとつ試した針は、カットチヌだ。この針は見た感じ針掛かりが悪そうな印象を持っていたけれど、実際にボクが使ってみると、口元に掛かっていることはなかった。むしろ全部が口の中(歯より奥)に掛かっていたため、かなり強引なことをしてもバラシは起きなかった。つまりボクの今回気にしていた目的の結果は、バラシにくさという面で、カットチヌに決まりだった。ところがアタリが急激に減ってきて、舐めるような反応のなったときは別だった。たしかに掛かってしまえばこっちのものだけど、ハゲ針に比べると掛かりやすさの違いは大きかった。今までは普通に掛けられるようなアタリでも、すぐにすっぽ抜けてしまう。

「帯に短しタスキに長し」

 これらを総合的に考えると、現状では「帯に短しタスキに長し」といったところだろうか。あえて使い分けるとすれば、渋くてとにかく針に掛けたい時は、従来同様にハゲ針を使う。そしてバラシが多発するようであれば、カットチヌに交換するといったパターンになるだろう。もしくはパイロットフックをカットチヌにして、なかなか掛けられない時に限って、ハゲ針に登場してもらう方法が無難だろうか。もちろん海の状況や狙うポイントによっても違うだろうけれど、ひとつの目安になったことは間違いない。徐々にではあるけれど、僕のカワハギ釣りのスタイルが決まってきたような気がしてきた。


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