●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●
★2003/09/07 福浦港・まるせ丸 |
9/7(日)曇 神奈川県福浦港まるせ丸 若潮 6:00〜12:00 伊豆山沖。 昨日とはうってかわり肌寒い陽気。 アタリは多いけど掛けるのが難しい状況。 カワハギ 15〜25cm 12枚 ホウボウ 23cm 1尾 カイワリ 18cm 1尾 シロギス 18〜23cm 2尾 |
「今シーズン初出船」 前日の夜になって、まるせ丸の千春船長から携帯メールが届いた。「明日は今シーズン初のカワハギだよ。出船は6時ね。」そろそろカワハギをやりたいって話をしておいたから、絶対に来るものと信じられている。もちろんボクの返事は、「行くよぉ〜!」と2つ返事だった。いつものように、「エサの準備も頼むねぇ〜」と連絡して、早速カワハギ釣りの準備を始めたのだった。 久々のカワハギ釣りだから、どんなものを準備していったんだか・・・。小道具とかを忘れちゃうと、釣っていて不便を感じることがあるからね。いつものラッパやまな板とタオル、エサ付けには絶対に欠かせないアイテムになっている。荷物を準備し終えて、車に全部をゴソッと詰め込む。ロッドもリールをセットして、ラインの先にはスナップスイベルを付けた。そうそう、先週は潮濁りがあったから、ひょっとしたら光モノが必要になるかも。ケミカルライトを念のためボックスにひとつだけ入れた。 「さぁ、出船だ!」 朝の6時に船は福浦港を出船した。今日のメンバーは、ボク以外に2人。今までにも顔を合わせているので、船の上は早速のんびりした雰囲気で、今日のカワハギの話題で盛り上がる。船がおきに向かっていく途中の水を見ると、やっぱりちょっと潮ッカスの濁りが残っている感じがする。潜ると底潮は澄んでいるらしいんだけど、表層の色が暗そうだから、陽射し(曇っていてどうせたいした陽射しはないけどね)は底までまともに届かないだろう。早速準備しておいたケミカルライトを仕掛けの上にセットして、ポキポキッと折って発光させた。これで仕掛けを投入する頃には、十分な光を出してくれるはず。多少は抵抗になるけど、サイズは50mmで大きいものを使ってみた。 船長の投入の合図で、まずは仕掛けを沈める。最初のポイントは25mほどだろうか。さぁ、いよいよ今シーズンのカワハギ釣りが開幕だ。オモリが着底して、ラインのフケを素早く巻き取る。軽く叩いて誘う。反応なし。一度少し仕掛けを上げて、再び着底させる。ラインの弛みを巻き取った直後、コココンッと小気味良いアタリがきた。まだ体が覚えているのか、そのままスゥ〜ッとロッドを立てた。コンコンッと鋭く叩くような引きが来て、カワハギのフッキングを手元に伝えてくれる。相変わらずこのロッドは、いい仕事をしてくれる。上がってきたカワハギは、ちょっと小さめの15cmだ。まずはシーズン初を決めてくれたカワハギ君に感謝! 「眠い!」 最近は原稿仕事が忙しくって、かなりの睡眠不足。シロギスが1尾釣れたけど、その後はアタリもなく、何だかやっぱり眠くなってきた。アタリも少ないし、ちょっとばかりお休みタイム。船の後ろに行って、しばらくの間は揺れる船の上で爆睡だ。どれくらい経っただろうか。船がちょっとばかり大きく揺れたので目が覚めた。船はちょっと大きく移動をしていた。起き上がって船長に状況を聞くと、小さいのが1枚あがっただけらしい。もうたっぷりと釣れていると思ったんだけど、芳しくない時間に寝ていたんだから、ちょっと得した気分だ。 さ〜て、目も覚めてすっきりしたから、これからがボクの本番だ。何度かの移動を繰り返すと、突然のアタリがきた。そこからは立て続けに釣れて、あっという間に数枚のカワハギをキャッチした。その間に、シロギス、ホウボウ、カイワリといった、美味しいスペシャルゲストが混じってくれた。このエリアって、カワハギ以外にもこういったゲストが釣れるから、ボクみたいに食べる楽しみを持っているアングラーには、とっても喜ばしい場所なんだよね。 「さぁ、本番だ!」 ![]() カワハギを順調に釣っていると、ちょっと小型になってきた。近くの船から、深場で釣れ始めたとの連絡が入る。こちらも小型が多くなってきたので、早速情報の船緒場所へと移動した。ところがしつこく誘い続けても、まったカワハギのアタリがない。情報をくれた船も、見ている間には1枚あがっただけだった。早々にそのポイントを離れ、先ほどまで釣れ続いていた位置へ船を戻した。しかし群れが移動してしまったのか、カワハギのアタリらしい反応は途絶えていた。 まるせ丸は再び港の方向へと船を走らせ、朝のうちに調子が良かったあたりへと移動した。漁礁の根の中を狙う場所なので、かなり根掛かりが気になる。でも今日のカワハギは、こういったストラクチャーの近くに活性の高い個体がいたようだ。ボクはどうも掛け損ないやバラシが多くなっていたので、それまで使っていたハリを、カットチヌからハゲ針へとチェンジしてみた。エサを付けて仕掛けを沈め、キビキビと誘ってカワハギに食わせる。ようやくツボにはまってきたのか、バラシも減ってどんどんアタリでフッキングできるようになってきた。ついには2枚掛けまでやることができた。順調に数を伸ばして、ようやく12枚の釣果になった。 その後は真鶴側のポイントへ移動したけど、掛かってくるのはトラギス、ベラ、フグばかり。空からは小雨が降り始め、そろそろ終了の時間だ。最後になって尻すぼみになっちゃったけど、まあ今シーズン最初の釣果としてはまあまあかな。シーズンはまだ始まったばかり。これからは活性の高い個体が多くなって、20枚くらいは釣れちゃうようになるんじゃないかな。楽しみだなぁ〜(^^) |