●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●

★2009/08/02 宇久須港・福神丸

8/2(日)大雨 静岡県宇久須港・福神丸
 中潮 6:00〜12:00 宇久須沖
  宇久須沖の浅場を探り釣り
  潮の動きがあまりなかった
 カワハギ     23〜27cm 18尾
 カサゴ      10〜23cm  2尾
 マアジ         18cm  1尾

「夏カワハギに挑戦」

 スポーツ新聞の釣果欄をチェックしていると、一部の地域でカワハギの釣果が掲載されるようになってきた。秋口からのトップシーズンに比べると、数は少ないけれどサイズが揃って楽しめているみたいだ。たしかに秋になると、ワッペンサイズが混じってくるよね。みんな20cm以上の良型だったら、さぞかし面白いだろうね。そんなわけで、半年振りに友人と「夏カワハギ」狙いに行ってきちゃいました。

 釣り場は西伊豆で、いつものように「福神丸」さんへお世話になっての出船です。事前の情報だとカワハギの話はなく、アジがサビキで調子いいということだったので、朝のうちはそれを狙ってみるとのこと。10m以下の浅場らしいので、サビキ仕掛けにつけるオモリは15号以下。ウワサのポイントに到着すると、水深はほんの6〜7mしかない。あっという間に仕掛けは着底するけれど、先日はここが良かったとのこと。

「アジはどこへ行った」

 ところがアジどころか何の反応もないまま、どんどん時間が過ぎていく。少しずつポイントを移動しながら、船は近くの反応を見ながら流していく。仕掛けを入れると、たまに掛かってくるのはネンブツダイばかり。思い切って大移動したけれど、それでもどこもかしこもネンブツダイの嵐みたい。かろうじて掛かってきた別の魚は、10cmほどのカサゴだけ。

 しばらく我慢して流し続けると、ようやく同船者に小ぶりのアジが掛かった。ネンブツダイが3尾、アジが1尾の4点掛けで気をよく?していたけれど、ネンブツダイの群れからアジを選んで釣るのは気が重い。最初の釣り場が見えないような距離まで移動して、ようやく沈めていく仕掛けが途中で止められた。タナは上からちょうど10m。巻き上げると同時に、船長から「10mでいい反応が出ているよ〜」という声が聞こえた。どうやら食い気のあるのは、浅いタナを回遊している群れだけのようだ。しかしその後は続かず、沖の深場へ移動。

 深場といっても30mほどだけど、ここでも反応を見つけて落とすけどアタリはない。結局はそのまま何も起きることはなく、カワハギに切り替えようとの合図が来た。ところが仕掛けを巻き上げようとすると、いきなり根掛かりのように動かなくなった。強引に引っ張ってみると、少し浮き上がってクイクイと引き込まれる。根魚っぽい感触だったので、そのまま一気にリールを巻き上げた。上がってきたのは、23cmほどの真っ赤なカサゴ。すでに目が飛び出していたので、そのままクーラーへ直行(^^;

「カワハギはどこへ行った」

 すぐ近くの30m付近でカワハギの流しを始めるものの、潮がようやく少しだけ動き始めた程度からなのか、まったくエサ盗りすらない。しばらく移動を繰り返しながら反応を見ながら探っていったけど、ようやく同船者に1枚目のカワハギが掛かってきた。サイズは夏カワハギらしく、やっぱり23cmほどの良型だ。しばらくするとボクにもアタリがあって、ハリ掛かりしたものの途中でバラシ。それでも続けてすぐにアタリがあり、今度は無事に取り込みができた。これも25cmほどの良型で、夏カワハギを満喫スタートといったところだろうか。

 その後は別の同船者にも同じくらいのカワハギが釣れて、船上はプチ盛り上がりを見せるか・・・と思えた・・・。しかしこのあとがまったく続かず、早朝から降り続いていた雨は痛いほどの豪雨になっちゃった。それでも頑張ったけど・・・。仕方なくアジの浅場ポイントへ戻って、様子を見ながら仕掛けを降ろしてみることにした。

「爆釣開始!」

 するとアジのサビキ釣りポイントだと思っていた場所なのに、ここで意外にもアタリが出た。最初こそ掛け損なっちゃったけれど、すぐにアタリが続いてきた。水深が浅いせいか、竿を強烈に叩きながらの絞込みが来た。水深が6mほどしかないので、巻き上げ開始と同時にカワハギの姿が見え始めた。釣り上げてみると、ビックリの27cmだ。まさかこんな浅場にいてくれたとは!

 その後も仕掛けを入れるたびにアタリが来て、信じられないほどの入れ喰いが始まった。周辺の浅場に対して、ちょっとだけ深くなっている場所があり、そこに船が入ると必ずアタリが来る。どうやらそこに群れが集まっていたようで、2点掛けも何度かあった。このサイズの浅場での2点掛けは、その引きが強烈のひと言。エサ盗りはカワハギなので相変わらず上手なようで、同船者はあまり数を伸ばせずに悩んでいる。ひとりは忘れた頃にポツポツと釣っていたけれど、もうひとりはこの入れ喰い状態でもエサばかり盗られて釣れずじまい。

 カワハギに切り替えて、結局は2時間ほどの時間であったが、なんと23〜27cmのカワハギが18枚。船の向きを変えながらみんながピンポイントを攻められるようにしていたのでこれくらいだが、集中して釣っていれば40枚くらいは釣れていてもおかしくない状況だった。しかし驚くべきはそのサイズ。「夏カワハギ」という看板は伊達じゃなかった。これだけのサイズが入れ喰いになるのだから、ホントにビックリさせられた。抜き上げでボトボトと落として帰っていったカワハギもかなりいた。それを惜しいと思わないほどの釣れっぷりに感謝、感謝。

 気がつくと大雨の影響で濁りが出始めて、周辺には流れ藻などが寄せてきた。濁りの影響で反応も悪くなったので、この爆釣ポイントを諦めることにした。その頃には雨が止んで、所々に青空の欠けらが見え始めていた。最後は港前のポイントで、25cmほどのカワハギを追加して終了。気持ちよく、この日の釣りを終えることができた。たまたま見つけられたカワハギの群れなのだが、サイズの良さにはビックリさせられた。今シーズンのカワハギ釣りが、早くも始まってしまった(^^;


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