●●●これがボクのカワハギへの道ぃ〜(^O^)♪●●●

★2009/11/01 安良里港・第3ふじなみ丸(西伊豆町カワハギ釣り大会)

11/01(日)曇 静岡県安良里港・第3ふじなみ丸
 大潮 7:00〜11:45 安良里沖
  潮が動かず喰い渋り
  後半は二枚潮で釣りづらい
 カワハギ     15〜23cm 9枚

「11月の大会」

 今年も、西伊豆のカワハギ釣り大会がやってきた。今回は諸々の事情により、11月の開催になった。海の遅れによる影響で、この日も水温は23度と高い。11月の水温じゃないよね。なんたって、シラコダイが釣れちゃうくらいだから。でも例年の開催日だと、もっと悪かっただろうから、ずらして正解だったのかもしれない。

 いつものように、前夜のうちに小田原を出発して、真夜中には現地の駐車場へ到着して仮眠。久し振りに海は静かで、凪ぎの海でカワハギ釣りができそうだ。もっとも、今回は潮が動かなくて、かなりの苦労をさせられちゃったけどね。

 明るくなると駐車場も賑やかになり、毎年ここだけで顔を合わせる馴染みの顔が懐かしい。荷物をガラガラと引っ張りながら、ボクも受付会場へと歩いていった。今回の船は、第3ふじなみ丸だ。釣り座も左舷ミヨシなので、それほど悪くない。

「なんて静かな・・・」

 予定通り開会式も終わって、7時のスタートに向けて船は一斉に沖へ向かった。ボクがのった船は、みんなが向かっている田子島方面じゃなく、黄金崎周辺で船を停めた。時間までは間があったので、船長は辺りをくまなく探しまくっている様子だ。活性の高そうなカワハギの群れが集まっている場所を、事前にチェックしているのだろう。

 7時のスタート合図とともに、準備してあった仕掛けを投入する。まもなく右舷ミヨシでカワハギが上がった。そして船中ポツポツと釣れ始めているが、後が続かない。ボクのところはアタリすらなく、エサもおのままの状態で上がってくる。

 海が静かなのは良かったんだけど、どうやら潮がまったく動いていないようだ。魚探に反応はあるらしいけれど、移動直後にポツッと釣れあがる程度だ。道イトは真っ直ぐ沈み、何の反応もない。

「我慢の釣りで・・・」

 しばらく我慢の釣りをしていると、ようやくカワハギ独特の叩くような引き込みがきた。まずは1枚目を無事にキャッチしたが、周囲では3枚目を釣り上げている。ちょっと出遅れたけれど、この先の展開に期待しながら釣り続ける。

 ところが思ったような展開にはならず、やはり移動直後にアタリがあるだけ。そのタイミングで釣り上げられないと、その流しではまったく釣れないというような展開が続いた。それでもたまに出会い頭のような辺りでカワハギをハリに掛けて、少しずつ数を伸ばすしかない。

 時間ばかりがどんどん過ぎていき、7枚目を釣った頃に船は大きく移動した。ところがそこは今までとは違い、表層が強くトモに向かって流れ、底潮はあまり動いてないまま。あちこちでオマツリは始まるし、とても釣りづらくなっちゃった。

 今回は派手に動かすと反応せず、静かにゆっくりした動かし方の誘いだけに反応する感じだった。だけど速い釣りに体が慣れたままで、ゆっくり誘うのがじれったくて我慢できない。ついつい動かしすぎちゃって、結果的にはまったくアタリがない流しが多かった。

「久々のバラシ病」

 今回の釣行では、とにかくバラシが多かった。せっかく数少ないアタリをハリに掛けても、そのまま途中でバラシちゃうことが多かった。何でだろ〜。他の人も掛かりが浅いようなことを言っていたけれど、朝のうちだけでも良型を5〜6枚はバラシている。

 ハリサイズが合ってないのか、それとも海中ではハリ先が上を向いていなかったのかな。そんなことを考えていると、やっぱり八の字で直接幹イトにハリスを結ぶのが向いてないかもしれない。自動ハリス止めを使って、確実に上向きにしたほうがいいのかもしれない。

 そんなことを考えていると、残り時間はあと3分ほどだと船長よりアナウンスがあった。もう少し何とかしたかったけど、結果としてはたったの9枚。ツ抜けすることはできなかった。終わってみれば船中2位で、トップとは3枚くらいの差。全体で13位と不本意な結果。でも、賞品は美味しい干物なので、ちょっと嬉しい。だけど毎度のことながら、バラシ病を何とかしなけりゃ先がない。そう思いながらも、何もできないまま終わってしまい、課題だけが残った大会だった。

 カワハギへの道は、やっぱり遠い。引き出しを、もっともっとたくさん増やしていかなきゃ。


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