この話は、ある意味本当に怖くなるので、奥さんや彼女の居る方は、気を付けてください。僕が２１歳の時のこと今から８年前。僕は当時、携帯電話を持っていました。丁度サザンがシュラバ・ラ・バンバの曲で、DOKOMOの携帯の宣伝をし始めたときです。この頃は、携帯電話なんか、持っているのは、社長やヤクザ系の方ばかりで、若い僕が使ってるのが、みんな珍しがった時代です。その当時、僕は今の女房と半同姓生活の状態にありました。そして、僕はその頃、どっぷりと車の世界にはまっていた時なのです。

　ある日、若い僕はいつものように峠に走りに行って、他の女の子と知り合いました。若い者ですからもちろんすることはして、それからは、いわゆるサル状態です。そして当時借りていたアパートにも戻らない日が、徐々に増えていったのです。
　つまり女の子と居る時間の方が長くなり、何時の日からか女の子にも、携帯を買い与えていました。そんな幸せな時、その事件は起きました。いつものように、女の子と快適なクルージングをしていると、女の子の携帯に電話が入りました。

　その頃の携帯には、発信者の番号表示などありませんでしたので、「はい、もしもし・・・です。」と女の子は電話に出ました。その時です！女の子は、体が硬直し　目は一点を見つめたままに・・・。
　その様子を運転しながら見ていた僕は、すぐに電話を取り上げ電話を耳にすると、
「隣の彼に変わって！」と言っている！

　気が動転した僕は、思わず、「誰だ！てめぇー！」と怒鳴った。その瞬間、「あんたって最低ー！私の声も忘れたのね！」と怒鳴り返された！そう、現在の家の女房であった。家のは、僕の携帯の料金明細書を僕に内緒で、NTTから取っていたのであった。その明細書には、同じ番号ばかりが、載っていた訳なのだ。

　どうです、本当にあった怖い話です。みなさん携帯を使って悪いことをするときは気を付けましょう！