先月は手軽な釣り公園で、小型のメバルと戯れてみた。今月はミノーでちょっと大型を・・・とも思っていたんだけど、どうやら周囲の雪による急激な水温低下が・・・。
どうもこの季節は、天候に左右されて、思い通りの楽しみ方ができないな〜。去年もミノーイングにこだわった時期があったけど、やっぱり雪に悩まされたんだよな〜。
現地に到着して、暗くなるのを待った。いつものようにこの近くで少し遊んで、早めの食事を済ませながらメバルの時合いを待つ時間の長いこと、長いこと・・・。
駐車場に車を入れて、タックルの準備を開始した。ここは道路に路上駐車しちゃう人も多いみたいなんだけど、夜間のドアの開閉の音もうるさいし迷惑。だから夜でもやってる駐車場に駐車するんだよ。
いつものようにロッドはLittle Twitch LT-590H/S のソフトティップで、ラインは3ポンドのナイロンだ。かなり冷え込んでいるので、ソルト用ではなくX-TEXトラウトを巻いておいた。
冬のエリアフィッシングにも対応しているから、冷たくなっても硬化が少なく安心して使える。とくに軽量なライトリグを使うときには、トラブルのないラインは本当にありがたいものだ。
ジグヘッドにはエコギアのシラスヘッドファイン1/32oz、ソフトルアーにはストローテールグラブスリムの2インチで、カラーは定番のパールグロー(No.010)だ。ボクはパイロットとして、この組み合わせを使うことが多くなってきた。
タックルをセットし終えて、harukaと2人で釣り場へと歩いていった。しかしポイントを目の前にして、やっぱりミノーイングにこだわってみたくなった。せっかくラインの先に結んだジグヘッドリグを外して、ストゥープ50SRにチェンジしてみた。
まずはこれを使って、およそ50mほどの釣り場を往復だ。ところどころで何かがぶつかってくるようなアタリを感じる。だけどとてもバイトしているという雰囲気じゃない。どちらかというと様子を見にきたら、つい口がぶつかっちゃったっていうようななさけない反応だ。
結局のせられるようなアタリはなく、あっさりと何事もなかったかのようにスタート地点まで戻ってきてしまった。するとその常夜灯の下で何気なくパワーシラスをキャストしたharukaが、いきなり叫びながらロッドを立てて振り返った。
そこには20cmほどのメバルがぶら下がっているじゃないの。「やっぱり今回も雪の影響で水温低下なのか〜」とがっかりしながら、ボクも元のジグヘッドリグに結び直した。
そこでharukaのマネをして同じ場所でキャストしてみると、着水直後のリーリングですぐにロッドが絞り込まれた。ところがすぐにフックアウト。数mだけ立ち位置をずらして、すぐにキャストし直した。するとあっさりとまたヒット。
今度は先ほどのharukaと同サイズのメバルが上がってきた。何だかさっきまでミノーで苦労していたのがウソみたい。反応の渋くなっているときって、ハードルアーとソフトルアーとの差がハッキリ出ちゃうんだよね〜。
試しに意地になってミノーに戻してみたけれど、やっぱり反応はまったくなし。レンジを変えてもアクションを付けても、「も〜、何やってもダメじゃん!」って状態だ。さすがのボクもついに諦めちゃって、再びジグヘッドリグに戻しちゃったんだよ〜ん。
それからは潮が下げるまで(と言っても大潮だから水がなくなるのが早いんだな〜)、harukaとジグヘッドリグで釣りまくった。カラー差はそれほど感じられなかったけど、ソフトルアーの形状でアタリが異なる感じ。
ボクはストローテールだけど、harukaはパワーシラス。同じ場所で最初の1尾はharukaにヒットするけれど、それ以降はボクにばかりヒットする。アクション付けようが付けまいが関係ない。アピールで動きの大きいパワーシラスに反応しても、渋いときには動きの小さい振動主体のストローテールが有利になるんだろうね。
別の常夜灯がある場所へ移動すると、harukaにヒットした魚がいきなりジャンプした。どうやらセイゴみたいだ。跳ね回っているのに、harukaは強引に巻き上げて無事にキャッチ。
その後は潮位が下がりすぎて、まったく釣り場が見る影もなくなってしまった。冷え込みもかなり厳しくなってきたので、ミノーにこだわりつつもこの日の釣りを終了することにした。まあ、この次にまたガンバロ〜!
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